14日は、どんよりとした曇り空の東京を経由して、晴天の北の大地に参りました。
新千歳空港周辺は見事な
紅葉、畑には刈り入れ後の幾何学模様です。
札幌市内も紅葉が始まっています。キーンとした冷たい空気の中を、イベントで賑わう
旧北海道庁や
大通公園を徘徊します。
そして、本日、10時から
札幌グランドホテルを会場に、
北海道医師会 北海道病院協会が共催する
-日本医師会生涯教育講座-
平成29年度 病院管理研修会
にお呼びいただきました。
北海道医師会の長瀬 清会長、
北海道病院協会の中村博彦理事長のご挨拶に続き、講演2題です。
【講演1】地域枠制度について
講 師:北海道保健福祉部 地域医療推進局
地域医療課 医療参事石井安彦 氏
【講演2】新専門医制度と地域医療
講 師:全日本病院協会 副会長神野正博
厚労省の医政局にお勤めだった石井参事と久しぶりの再会です。北海道の病院にとって切実な問題である地域枠医師に付いて、その創設の背景、配置の考え方、運営状況などについて講演です。
引き続いて、私から、これら医師需給や偏在対策、さらに働き方改革と大いに関係のある新専門医制度についてお話しします。そのの両演者にたっぷりと質問タイムです。総合診療専門医プログラムの認定に絡むごたごたで、理事会のがバンスについてのお叱りも受けます。
さらに、終了後、12時30分より同ホテル内で会場を移しての
平成29年度北海道病院団体懇談会
にも出席します。北海道の
すべての病院団体と医師会の代表が参加しての懇談会です。特に、
偏在解消について、プロフェッショナルオートノミーなのか国の規制なのか大いに賛否が語られます。また、札幌を除く医師不足と過疎化に対して、病院、行政ばかりではなく、住民を巻き込んだ
北海道の覚悟なる言葉も聞かれます。