いろいろ国会ではもめている財務省も前向きのお仕事をしているようです。昨日11日、社会保障がテーマとなった財政制度等審議会・財政制度分科会で、今後の医療・介護制度改革に向けて3つの視点を提示しています。
・視点1:制度の持続可能性を踏まえた保険給付範囲としていく(共助の対象は何か)
・視点2:必要な保険給付をできるだけ効率的に提供する(公定価格と提供体制)
・視点3:高齢化や人口減少の中でも持続可能な制度としていく(給付と負担のバランス)
医療団体のカウンターオピニオンとして検討すべきかと思います。
晴天の七尾です。
若葉がまっすぐ天に向かいます。その若葉たち、
七尾看護専門学校の新入生41人に対して7回にわたる
私の講義、
『総合医療論』の開講です。
医療提供の変わらぬ原則と、いまのトレンドをお話しします。
さて、
恵寿総合病院医学雑誌 第6巻(2018)ISSN 2187-2376が発刊されています。今年は、
総説1編、原著8編、症例報告1編のラインアップです。研修医やコメディカルが論文を執筆します。総説は
私の
また、
山梨医学会から
山梨醫学 第45巻(2018)ISSN 0912-2958が届きます。昨年の3月12日に甲府市で行った私の講演内容を執筆した
日本の医療の現状とこれから
~地域包括ケア,地域医療構想,診療報酬・介護報酬ダブル改定をにらみながら~が巻頭論文として掲載です。ダブル改定後の発刊ですが、当時の展望がそんなに間違っていなかったようで、ほっとします。
詳細は本誌をご覧ください