私はもともと消化器外科医です。10数年前に私と外科科長の鎌田徹先生の発案で、地元の公立能登総合病院副院長の中泉先生、七尾医師会に声をかけ、2ヶ月の1度の割りで
七尾消化器カンファランスを始めました。最近は2~3の症例提示と、その後30分程度の原則地元医師による講演をお願いしています。
今日も19:30から七尾看護専門学校の3F教室で
第110回のカンファランスが開かれました。開業の先生、当院・公立能登総合病院の消化器内科・消化器外科の医師のほか放射線科医師、研修医ら約25人が参加しました。
今日の症例は
能登総合病院からPET-CTで見つかった大腸がん症例。性感染症症例。
恵寿総合病院から後腹膜の褐色細胞腫症例。
の提示の後、
佐原病院院長の佐原博之先生から、勤務医も知っておくべき介護保険制度の話をいただきました。これから、療養型病院は削減されます。その時に、急性期病院の患者の行き場がなくなり、急性期病院の運営も大変なことになることも病院勤務医は知っておくべきという内容でした。
写真右は熱っぽく語る佐原先生です。