今日も
夏らしい暑い日でした。
8月2日に続いて、今日も厚生労働省です。朝6時に能登を出発。午後4時には病院に帰ってきたという単純往復です。前回同様に、新しい医療法人体系である
社会医療法人の認定要件について医政局指導課の皆さんと協議です。
社会医療法人は、本来県が認可を与えるものですが、国は指針を作る必要があります。救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児(救急)医療について、
公益性がある病院、すなわち軽減税率あるいは無税にしてもいい病院とはどのような病院か?どのような基準を満たせばよいか?が問題となります。認可する県にしてみれば、具体的な数字が必要です。甘すぎず厳しすぎず・・・このあたりが難しいようです。
その中で、具体的数字が示され協議してまいりました。設定根拠として平均的な病院の統計的数字を出してその20%増し、あるいは高度センター病院の基準の20%引きあたりの数字がでてきます。この辺が
政策決定のプロセスのようです。
しかし、私的には
1.さまざまな要件件数で地域性を考慮すべし、すなわち人口集積地と過疎地での公益性を考慮するべきであること。具体的には貢献度としての地域でのシェアはどうか?
2.これから進む高齢化社会に向かって、現在の問題だけではなく医療と介護の事業も考えてこそ、10年20年の計に耐えれるはずである。
と主張してまいりました。