内視鏡課では消化器病センターの症例を中心に、昨年度は
約7,000件(胃内視鏡;5,100件、全大腸内視鏡1,210件など)の実績を誇ります。
今年度も、症例数の増加著しく、胃内視鏡は月間600件を越え、全大腸内視鏡も月間150件を越えています。午前中は3人の検査医がフル回転で当たります。
ハイビジョン内視鏡や経鼻内視鏡など器具の進歩と技術の研鑽、そして眠っている間の安楽な内視鏡などこの分野のイノベーションも大きいようです。(
恵寿総合病院ホームページほっとたいむ)
治療として、早期胃がんに対する
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術:Endoscopic Submucosal Dissection)や総胆管結石に対しての内視鏡的乳頭切開・胆道破石術、内視鏡的ポリープ切除、内視鏡的胃瘻増設、緊急の内視鏡的止血術など、ますます幅が広がり、これら内視鏡手術と呼ばれるものも昨年度は700件を越えています。
安全、安楽でしかも早期発見で短い治療期間の内視鏡検査・内視鏡治療・・・まさに医療サービスの質の根幹にかかわる先端医療分野です。先端医療がここまで当たり前の日常となった分野も珍しいかもしれません。今日も、医師、内視鏡課の技師や看護師ががんばっています。