今日は
第12回救急事例検討会の開催です。
地元である
七尾鹿島広域圏の救急隊各小隊とお隣である
羽咋郡市広域圏救急隊の代表の方が当院にお越しいただきました。当院からは、救急に関わる各科の医師や研修医、看護師、検査技師、放射線技師などが参加です。
救急隊より照会された小脳梗塞(脳外科)、熱中症・横紋筋融解症(腎臓内科)、総胆管結石(消化器科)の担当医からの症例提示、入院後の経過、搬送時の注意点などを話し合いました。さらに今日は、上半期の救急症例の統計的検討を東院長補佐から提示いたしました。
統計的には、脳卒中や心疾患といった循環器系が最も多い搬送事例でした。これを踏まえて今後の検討会のあり方として全体会の他に循環器分科会設置などの提案も当院からさせていただきました。地域のこういった疾患の救急患者さんの救命率のアップのためにも、こうした検討会によるお互いの理解とレベルアップがきわめて重要だと思ったのでした。