昨日は曇り空の中能登空港から上京です。
低い位置に雲が浮かびます。茨城上空には、綿帽子のような雲が立ち込め(左)、富士山から神奈川~東京が低い低い雲で覆われ、まるで都市が全く存在しない太古の日本の平原に降り立つような錯覚にとらわれました・・・
さて、今回の目的は
日本病院会の
ITシステム委員会(大道道大委員長)に出席です。同会で実施した400床以上の病院における
レセプト電算システム状況調べの取りまとめのための会議でした。
400床以上の病院では2008年4月から診療報酬レセプトのオンライン化が始まります。支払い基金側のメリットはそれなりかもしれませんが、病院側のメリットが見えてこない現状にあります。また今回の調査で、各病院は平均770万円の経費をかけてオンライン化に対応しています。今後中小病院~診療所に広げられるときの費用負担も大きな問題なってくるものと思います。
レセプトのデジタル化、ペーパーレス、オンライン化に私は反対するものではありません。しかし、
診療報酬制度にデジタル化に対応させたロジックが必要だと思います。そして、ロジックを公開することで、病院側も支払い側も大きな効率化が図れるに違いないのです。