いよいよ昨日、
フォーラム 医療の改善活動全国大会 in 長野 が開幕しました。
大会会長の
佐久総合病院、夏川周介院長の「われわれは、医療制度の改悪に嘆いてばかりいるけれども、翻って自分たちは患者様にきちんとした医療サービスを提供しているか?カイゼンの余地は本当にないのか?」といった開会挨拶から数々の発表がなされました。
私は、昼のランチョンセミナーの司会です(写真右は、きわめて稀な?!<笑>司会席からの会場の模様です)。演者は、最近はゴールドマンサックスと組んだリゾート再生の
星野リゾートのEMS・HACCPグループ統括責任者の
塩手勝久氏でした。同社の「リゾート運営の達人」というビジョンのもとでの環境経営、企業文化を変えた変革の道程を講演して頂きました。環境経営でお客は増えないが、優秀なスタッフが集まるといった視点も印象的です。
そして、午後には楽しみにしていた前滋賀大学学長・大阪市立大学名誉教授の
宮本憲一氏の特別講演「
地域再生と病院の役割-メディコ・ポリス構想の現代的意義」です。
われわれ
けいじゅが目指す地域密着、地域振興に通じるお話です。格調高く地域政策を、外からの補助金に頼る
外来型開発から内発的発展に変革させる必要性を説き、医療・保健・福祉・教育・文化の向上など総合的発展に向けた密な連携の必要性をお話いただきました。