今晩は、石川県医師会館で、
石川県医師会勤務医部で来春発刊予定の小冊子「
声を出せ。勤務医!」(仮)の巻頭を飾る
座談会の司会です。
メンバーは
石川県医師会会長
小森 貴先生
金沢医科大学教授(医師会勤務医部会長)
松本忠美先生
金沢市立病院
高田重男先生
に司会の私です。
私の方から
ねらいとして
新臨床研修制度の導入、医師不足・医師の偏在、病院勤務医の疲弊、医療崩壊、医師に対する刑事訴追など、医師をめぐる様々なキーワードがマスコミを賑わす。医療が崩壊すれば、地域も崩壊する。地域が崩壊すれば、医療は縮小されていく。
本来同根であるはずの、開業医と勤務医に溝はないのだろうか?開業医の思いと勤務医の思い、そしてその思いを発現させる手段はどうあるべきなのか?勤務医にとって医師会はどうあるべきなのか?医師会は勤務医に何をすべきなのか?…など、石川県医師会長と勤務医部会メンバーが本音で語り合っていただきたい。
を作成したものの、論客ぞろい。
● 勤務形態は違っても医師としての誇りを忘れてはならない。
● 日本の医療は勤務医の自己犠牲の上で安価な医療を提供してきた。もう時代は変わった。
● この時代だからこそ、勤務医だ開業医だと言って対立するのではなく、あるいは無関心を装うのではなく、団結して医療制度改悪、医療費削減に立ち向かうべきだ。
● 医師会勤務医部会がまとめた会長への諮問書にしたがって、医師会が勤務医に何ができるかメッセージを出し連帯を図る。
● 医師と患者のパートナーシップのために、患者の責任を教育する時代となった。
などの議論がなされ、
小森会長から、「
H20年度は勤務医元年にする」という決意をいただいたのでした。