午後から、石川県医師会代表として
石川県立総合看護専門学校運営会議
に出席です。年に1度の外部評価的会議です。
この学校は、全過程共に昼間定時制という(中途半端な・・・失礼)形態です。
第二看護学科(3年課程、修業年限4年)、第三看護学科(進学コース、2年)、准看護学科(2年)の3つの課程があります。今年の1月に私が県医師会で県内の全病院・診療所を対象にアンケート調査をしたところ、
733.1人の看護師不足の回答を得ました。全国と同様に当県でも看護師不足は深刻です。
しかし、この学校では、H19年度で
定員 受験者数 合格者数 合格率 入学者数
第二看護学科 45 179 80 49.1 46
第三看護学科 40 59 41 69.5 38
准看護学科 120 51 21 41.2 14
と定員を満たないにもかかわらず、低い合格率が問題視されます。また、人気のある課程への定員の移動なども考慮すべきでしょう。
少子高齢化で看護を必要とする人は増え、看護に就く人は減っていきます。看護への思いを持った人たちを大切に大切に育てて一人前の看護師にする努力が求められるのではないでしょうか。