今日も吹雪きになったかと思えば、青空が見えてきたり。そんな中、午後から金沢です。JR金沢駅東口には、鼓門ともてなしドームがあります。もてなしドームの上のガラス屋根には雪が積もり、薄暗くなっています。あの雪落ちてこないのか知らん・・・(写真右)
今日の目的は、
第16回石川県医師会勤務医部会総会
です。私の役回りは、司会です。。。
松本忠美部会長(金沢医科大学教授)の挨拶の後、総会議事です。「疲弊している」勤務医が、今こそ医師会に、そして国に声を上げるべきだと強調します(写真左)。
つい最近まで国の医療職に関する基本的認識は、医師過剰であるという認識でした。それが新臨床研修制度の開始と共に偏在による医師数格差の存在という認識に変化したと思います。そして、昨年舛添厚生労働大臣の口を通して、産科・小児科をはじめとした(勤務)医師不足という認識に転じました。その後、今年2月12日には、民主党議員の質問に対して、医師の現状について「総数としても充足している状況にはないと認識している」とついに全国的な医師不足を認める答弁書を閣議決定したのです。
まさに、追い風!今勤務医が声を出すときでしょう。
そして、総会後の
特別講演として、
1.「能登半島地震における当院の対応」と題して、最大の被災地の病院である市立輪島病院の品川 誠院長(写真右)
2.「能登半島地震の救護活動を行って」と題して、DMATとして震災当日に駆けつけた金沢赤十字病院の堀本孝士整形外科部長
でした。松本部会長の「本音を」のリクエストで、公式な会では聞けない裏話もあり大変盛り上がりました。