午前には外来診療、そして午後の病棟回診を終えてから、雪が降ったものの、春の光が降り注ぐ能登空港から東京です。
18時から、水道橋の(財)日本医療機能評価機構大会議室にて
継続的質改善・質保証システム検討会&作業部会(部会長:
今中雄一・京都大学教授)
でした。
同機構による、5年に一度の病院機能評価の間にも認定病院が継続的な質の改善・保証を担保していくシステムを立ち上げようとするものです。現在病院評価はver.5.0ですが、20年度から始まり、21年4月運用開始を目標とするver.6.0・新評価体系への改訂作業とリンクする検討会という位置づけです。
ここでは、
改善活動の経時的な推移を可能とするパーフォーマンス指標の算出が重要となります。
先進事例として、
河北総合病院から「
業務内部監査の取り組み」(写真左)、
筑波メディカルセンター病院から「
数理統計モデルを用いた質・リスク評価、インシデント・モニタリング」(手術室管理)(写真右)のお話をうかがった上で、議論です。
監査なのか、peer reviewなのか。機構で継続的評価の項目を作るべきか、各病院でやるべきなのか。・・・これからの日本の病院のあり方に影響を与える事柄だけに議論は真剣でした。