昨夜は東京日比谷でVHJ研究会理事会です。いつもの情報交換の後、ゲストの講演と意見交換です。
今回は、
文部科学省高等教育局医学教育課・三浦公嗣課長が「
これからの医学教育」と題した講演でした。信じがたい話ですが、三浦課長は明治以来、百何十年ぶりの医師である課長だそうです。また、昨年には
金沢大学での周生期プログラム講演会にてもお会いしています(写真左は左から麻生VHJ会長、亀田俊忠理事長、三浦課長)。
三浦課長が、大学は地域に貢献すべきで地域の特性に応じた教育が必要であり、これから医師が学ぶべきことは、東京ではなく山形や島根ですでに起きていることだと論じたのが印象的です。
私からは、学生は打てば響くこと。しかし、そのためには教育にお金をかけ、大学病院の教官が経営の心配ではなく、教育と研究に重きをおける環境作りが必須であることを訴えました。
そして、先週に引き続き夜行寝台で朝は七尾です。
七尾サンライフプラザ中ホールにて
第40回董仙会 ふれあいサークル発表大会
です。今回は20サークルの改善事例の発表でした。
QC活動もちょうど20年になりました。その節目にあたり、発表の終了後にQCの立ち上げから推進してきた
丑谷QC委員長・医療技術部長(写真右)から20年間の歴史を講演してもらいました。昭和63年から始まり、今回までに
687件の改善事例の発表がありました。もしQC活動がなかったら687件の改善がなされなかったことになり、それを考えると継続は力になっているものと信じ、誇りに思っていいことに違いありません。
表彰式をはじめ大会のプログラムが終了後、参加した300名あまりの董仙会職員に対して、私から院長退任の挨拶と感謝、そして理事長としての抱負を語らせてもらいました。