以前は3時間待ちの3分診療といわれましたが・・・
今日は週に1回の外来診療でした。何分診療かなということで計ってみると、、、
私の外来患者さんは、なじみの人が多く、しかも専門外の家庭医的な診療です。まさに「よもやま話」外来のため、仕事のこと、家族のこと、親戚の病状までみなさんお話になっていきます。ということで最低8分。最高20分の診療でした。
クリアです?!?
実は、4月の診療報酬改定で、
当院は該当しませんが、診療所と200床未満の病院では、おおむね5分間診察しないと、従来からあった外来管理加算料(520円)がいただけなくなってしまうということになっています。
読売新聞ニュース:4月から診療報酬改定、再診料「5分ルール」
われわれ200床以上の病院外来でも同じような診療を行っていますが、なぜかいただけない料金なのです。
しかし、問題は中身でしょうね。患者さんにとって5分以上に相当する満足感がある4分と、だらだらと同じような話を聞いた6分とどちらが満足度が高いのでしょうかね。
医療の質を、単なる時間で区切ろうとする国の見識に失望感を覚えるのは私だけでしょうか・・・