昨日は昼から上京です。
霞ヶ関のここ数年来通いなれた某官庁を表敬訪問し、
溜池山王です。山王パークタワービルの裏側には首相官邸の威容です。そして、こんなところに通用口があったのですね(写真右)。その通用口のまん前のビル(写真右の右側の茶色のビル)。ビルにはビル名など一切書かれていません。なんとここは、知る人ぞ知る
内閣府別館です。
ここで16時から
第2回社会保障国民会議 サービス保障(医療・介護・福祉)分科会
に出席です。お隣の席には唐澤日本医師会会長、清原三鷹市長です。
第2回の今回は、
これからあるべき医療・介護・福祉サービスの姿についての議論です。
私からは、低いコストで高い質を提供するためには・・・従来は医療関係者の犠牲の上に成り立っていたが、それが医療崩壊と言う形になってしまった。この犠牲に代わるものとして、
1.
効率化:IT、標準化、医療と介護・福祉の協働~産業間協働によって付加価値と効率化
2.
地域医療体制の抜本的再構築:モデル地域化
3.
財源対策:税や企業による負担などの高負担高福祉政策
などを柱としてお話し、議論の過程で出てきた過疎地域の医療に対して、当院が行っている専門医派遣制度や今後の家庭医療の必要性などについてお話しました。