野山の緑にが日に日に濃くなってきます。
今日は午後に4つの仕事を抱えて上京です。まずは、某大手新聞社編集局経済解説部の記者さんとお話です。ヘルスケアツーリズムの一つとして、当院の「
能登の湯宿とPET-CT検診の旅」についてと今後の展望のお話です。能登空港利用促進、地域振興を含めての企画であることを強調させてもらいました。
そして、美しい緑とせせらぎの先にあるのは、
総理官邸と例の内閣府秘密基地(笑)、いや別館です。今日も、
社会保障国民会議 サービス保障(医療・介護・福祉)分科会(第3回)
に出席です。今回は
医療提供体制のあり方とその担い手についてです。私からは、効率的な医療提供に対して
選択と集中を、担い手に対しては、
業務分担とコア部分の日本人労働力の活用と周辺部分への外国人労働力の活用など、かなり思い切った提案をさせてもらいました。委員からは、医療提供側の問題と共に受療者の行動変容の必要性や、受益と負担を考え直す必要性なども提言されました。
伊藤達也内閣総理大臣補佐官は、サービス提供システムを問い直す必要性(構造改革)、提供体制のガバナンス強化による地域医療システムの再構築の必要性を強調し、最後に福田総理からの「国民の立場で安心につながる議論をして欲しい」旨の言づてが披露されました。
さらに、場所を紀尾井町のホテルニューオータニに移して、ある投資家グループからのコンサルティング案件にアドバイス、さらに
第4回 日本の医療を考える会セミナー
に出席です。
この会は清水鴻一郎・衆議院議員が主催する勉強会。今回は、厚生労働省老健局老人保健課の鈴木康裕課長を招いた
「
療養病床再編について」
と題した講演のあと、意見交換でした。財政的側面のほか、介護には医療のバックアップが必須であること、Dataに基づいた議論の必要性などが確認されました。