アメリカ行からの時差ぼけなどさせてもらえません。。。
午前には
七尾看護専門学校1年生、
医学概論の最終講義です。学生たちが立派な看護師になるための第一歩の医学教育を担当するだけに責任重大です。思わず、講義に熱が入って、汗だくになってしまいます。
そして、午後の1番の仕事は
平成20年度董仙会定時理事会
です。
今回は平成19年度の決算の承認です。平成19年度は、恵寿総合病院の
医師数の増加に伴う手術件数の増加、内視鏡件数の増加やDPC効果、7:1看護基準効果、がん患者様の伸び、ハートセンターの伸び、健診数の伸びがあり、増収決算となりました。約98億円の収入です。
そして、1600万円何がしの法人税、7000万円にのぼる固定資産税、2000万円にのぼる消費税(損税)という民間企業としての納税の義務を果たし、さらに日本の医療法人で唯一の企業会計に基づく単年度3億円弱の退職給付引き当てを積んだ上で、若干の
黒字決算で終わることができました。支持していただいた
地域の皆様に感謝です。
さらに終わるや否や、金沢です。
石川県医師会 第1回郡市医師会長協議会
です。
特定健診・特定保健指導などの議題の他に、医療安全、その中でも
真空採血管使用時のホルダーの問題です。数年前に厚生労働省の指導でこのホルダーの添付文書には「使い捨て」と記載していてあったはずなのに、多くの医療機関で従来の慣習どおりに使いまわししていた事実が全国で発覚したのです。本来このホルダー血液が付くものではないはずです。もちろん使い回しによって感染が起こった事実も報告されていません。
当院では、おそらく県内大手病院では唯一、添付文書どおりにこのホルダーを使い捨てしておりました。コスト増の問題や廃棄物の増加の問題などいろいろありましたが、
コンプライアンスの遵守ができていたことを誇りたいと思います!