北陸は一昨日に入梅したはずなのですが、今日も夏の青空が広がります。
Blue skyの能登空港から、どんよりと厚い雲が覆いかぶさる関東(写真右)です。
今日は、全日本病院協会の
第3回 病院のあり方委員会
です。
今日は講師に
宮沢潤弁護士(右写真右側)をお呼びして、
医療事故に関する責任追及を行う組織のあり方について
医療ADRについて
の講義とディスカッションでした。
特に医療事故調査がらみでは、「医療は結果を補償していない。医療は行為を補償している」「医療的判断の際には法律家は必要ない。事件性があるかないかの判断のみ法律家の仕事である」という大原則が印象的でした。
そして、厚生労働省から出された
医療安全調査委員会設置法案(仮称)大綱案に対して、私たちの組織としての対応について協議しました。数々の論議の中で、警察への告訴との関係が曖昧なところを最も問題視し、調査結果の公表まで捜査開始不可とすべきことを何らかの形で明文化するよう今後も求めていくことを確認したのでした。