第58回日本病院学会が本日より開会です。
朝から、開会式、会長講演、招待講演、特別講演などが続きます。
弟1会場 山形テレサホールへ移動です。駅前からテレサホールまで芝生を通ると近道です。なんと、最短距離の芝は禿げています。「芝養生のため同じ場所を通らないでください』という看板もありました。・・・これって、クリティカルパスウェイです!(笑)
会長講演「病院の役割と課題」は、日本病院会会長の
山本修三先生(写真左)です。医療崩壊ではなく、医療機能不全であり、その手当てのために病院団体はクレーマーではなく、提言者であるべきだとし、(1)医療費抑制政策の転換、(2)病院医療の抜本的な改革、(3)専門医制度認証委員会の設置などを盛り込んだ「
医療改革委員会」の設置を要望です。
また、私の旧知、しかも社会保障国民会議でご一緒の京都大学副学長の
西村周三先生は
特別講演「医療財源のあり方を考える」です(写真中)。過度にリスクを警戒する時代にあっては、医療費もただ上げろではなく、リスク分析を行って費用対効果をきちんとアピールできないといけない旨お話いただきました。
また、午後からは、私が属するインターネット委員会が主催する
シンポジウム「新医療計画施行!医療機能情報提供制度~それぞれの取り組み状況~」に参加です(写真右)。国、県、病院、患者の立場で新しく始まった医療機能情報提供制度についてディスカッションでした。網羅性と信憑性が鍵となるようです。