夕方から、金沢です。
石川県病院厚生年金基金あり方検討会
に出席です。職員の福利厚生のために国に代わって厚生年金の運用と上乗せ年金を運用している基金です。20年前の昭和63年に設立し、一時バブル後の景気低迷から平成15年に制度変更した基金です。
この基金のあり方、すなわち
このまま存続するか、
国の代行部分を返上するか、
解散するかという選択が求められています。今日は、基金に加盟する病院が集まり、私がコーディネーターとなって、それぞれの立場の論客をお呼びして、パネルディスカッションとなりました。
(解散) ソニー生命保険 永戸 敦子氏
(代行返上) オリックス 寺久保 優氏
(存続) 北國銀行 藤田 隆一氏
それぞれにメリット、デメリットがあります。なかなか結論の出ない会で、司会として苦労した会でした。ただ、こういった経営にかかわる方針は、結論を先延ばしてしては、やる気のある職員や事務局の皆さんのモチベーションを下げるだけであり、早期に結論を出すのが
経営者の責任であるのではないかと強く思ったのでした。