一昨日は大阪からのお客様を病院にお迎えしましたが、昨日は早朝から大阪に向かいました。
新大阪ワシントンホテルプラザにて
SSユーザー会 第4回事例研究会
に参加です。今回はユーザー会の発起人として事例発表の座長という役回りです。
SS(ソフトウェア・サービス社)の
同じ電子カルテを使用しているユーザーが集まって、ベストプラクティスの検討、会社への要望、会社からの今後の戦略などを聴く会です。今年は
115病院から270名もの職員が集まりました。
第一部は
診療支援と医師の負担軽減についての提案、第二部は
2次利用を活用した経営支援、第3部は
自由演題。さらに特別講演として富山県立中央病院研修部の室林医師による
患者中心の医療の方法PCM、SSからは
次期バージョンSiLIUSの概要など盛りだくさんのないようです。
同じ電子カルテを使っているはずなのに、その利用の密度は異なります。しかし、同じシステムなのです。ということは無理・うらやましいではなく、やればできるということになります。
特に
山形市立病院済生館の岩渕勝好医師の発表は圧巻でした(写真右)。「
アクセスログと実施データの活用による行為別原価計算(DPC対応)」で、原価計算で一番頭の痛い人件費の按分を「手のかかる患者ほど電子カルテへのアクセスが多い」という仮説の元で、各行為のアクセスログから原価を推定する試みです。
とても刺激的な会でした。