週末は、大雨の予報の中、何とか雨をかいくぐって、某有名避暑地に向かいました。避暑地といってももう夏の終わりです。秋風を感じる中の遠出です。片道約340km、約5時間の運転です。
なんといっても、雨に濡れた
深い森の緑に眼も心も癒されます。
そんな中、30日16時からは、
全日本病院協会第2回理事会・第1回支部長会
に出席でした(写真)。
さらに、31日朝7時半からは、
第5回病院のあり方委員会
に参加です。両会では、様々な協議事項の中で、医療安全調査会大綱案についての議論と会としての方針の確認です。大綱案第17条の報告の聴取に対して、第30条の刑法にすらない、いや日本国憲法の基本的人権をも無視する条文に反対の確認でした。
さらにさらに、9時20分からは
平成20年度夏季研修会
に参加です。3人の講師の質の高い講演でした。(写真左から)
1.医療制度改革の行方
厚生労働省大臣官房人事課長
唐澤 剛 氏
2.道州制と市町村の行方
全国町村会事務総長(元防衛施設庁長官)
山中昭栄 氏
3.製造管理ノウハウを活用したサービスプロセスの改善
成蹊大学理工学部教授
渡邉一衛 氏
唐澤氏は、昭和55年時の保健局長・吉村氏による医療費亡国論は、時代が今ならば、「医療費亡国論」亡国論だとリップサービスしながら、今の医療を守るためには
世界的に少ない雇用主負担を増やすしかないという持論の展開でした。
現役高級官僚を引退した山中氏は歯に衣を着せぬ言い方で、
役所の「品格」と政治家の「質」を痛烈に批判です。
そして、渡邉氏は実践編。管理の具体例につき
管理技術、管理目標を中心に説明でした。
忙しい東京での研修から充実した
転地療法(!?)でした。