昨夜は七尾市内の
能登中部保健福祉センター(保健所)にて
地域がん登録研修会
が開催されました。能登地区から多くの医療機関の方々が集まりました。この事業は
石川県から石川県医師会が委託されている事業の関係上、副会長の私が司会を務めることになりました。
講師は、石川県医師会の担当である
大平政樹理事(写真右)です。
地域がん登録事業の目的と届出票記載の留意点
と題した講演でした。当県では昨年度までは10疾患の調査でしたが、今年度から全がん登録となり、さらに登録様式も全国標準のもの(写真右)となりました
。「がんの罹患率」を知る唯一の方法として意義は大変大きいものです。それががん対策の施策や検診事業の評価にも繋がることに違いありません。医療機関たるものこれら公衆衛生のために積極的に協力するべきと考えます。
当院からも病歴を担当する診療録管理士など3名が参加しました。具体的な説明に会場から多くの質問をいただき、盛会裏に終わりました。