寒くなってきました。今日は曇りの天気予報でしたが、朝から
青空です。
しかも、寒いおかげか空気がクリアでした。
恵寿鳩ヶ丘病院から見える能登の山々はまさに
錦秋です。
夕方17時から、薄暗くなった金沢は、
石川県庁です。ここで
石川県生活習慣病検診等管理指導協議会 胃がん部会
に副部会長として出席です。
国の
がん対策推進基本計画(平成19年6月閣議決定)で以下のように
がん対策推進のための2大目標が示されています。
1.がん検診の受診率を5年以内に50%以上にする
2.すべての市町村において精度管理・事業評価を実施する
これを受けて3月には
「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」(厚生労働省ホームページへリンク)が出され、さらに「
がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針について」(健康局長通知)ならびに「
健康診査管理指導等事業実施のための指針について」(健康局総務課長通知)を根拠として都道府県にその内容の実施を求めているのです。
この中の胃がんに関しての対応策と現状の検診状況について検討しました。特に、求められる発見胃がんの予後調査などで、がん登録と死亡登録との突合せ~検診データや特定検診データとの突合せに多くの労力が必要で、省力化と公衆衛生のためにIT化の余地、すなわち
社会保障カードの利用による同一IDによる管理の必要性を感じたのでした。