今日は、
日本医療労働組合連合会(医労連)からの依頼で講演です。昨年3月のの能登半島地震の際にもすばやくお見舞いいただいただけにお断りするわけにはいきません。
和倉温泉のホテル海望にて
第10回一般病院労組全国交流集会
にゲスト参加です。
中央執行委員長の田中千恵子氏(写真右)の厳しい現状認識の挨拶の後に、私の演題は
安全・安心の医療、介護の実現をめざして
-医療経営を担当する立場から-
です。
当院の医療安全の試み、国が医療安全調査委員会を設立しようとしている愚挙や世界標準の医療安全の考え方を紹介しました。その後、安心の医療・介護のために必要なCS(顧客満足)、ES(従業員満足)、DS(紹介者満足)、そしてSS(社会満足)としてのCSR(社会的責任)が必要であること、ESのためには処遇ばかりではなく本来業務の認識と役割分担が必要であること、医療崩壊を回避するには労使ともの共通課題である社会保障費の増額・確保が必要であることなどについて、自論と社会保障国民会議の議論を中心に話をさせてもらいました。