昨日は、18人の参加で
中途採用職員研修でした。看護師から看護補助職員、介護職員、臨床工学士、事務職員、フィットネスのトレーナーなどです。
朝から夕まで、「けいじゅist」になってもらうために研修です。私からは、法人の理念としての地域密着や医療~介護~福祉のシームレス化、ブランド戦略、個人情報保護などについて話しました。
雪やあられが降りしきる七尾から出発です。道中には柿が熟し、干し柿が家の軒に吊るされていました。そして、晴天の東京です。
今朝から、
河北博文・河北病院理事長を学会長に、
都市センターホテルにて
第50回 全日本病院学会東京大会
民主主義と医療~パブリック・マインド~
に参加です。
河北学会長から、民主主義とは主権在民、人民主体であり、医療を統制から現場に戻すべき持論を高々に謳います。特別講演の
舛添要一厚生労働大臣もこれに応えて、医療行政に批判ではなく積極的に病院、医師が参加すべきことを主張します。
さらに
河北学会長の学会長講演では、われわれに
Public MindとProfessional Autonomy(プロとしての自主独立の姿勢)を求め、バランスの支点、自分の座標軸をどこに置くべきか考えよと格調の高い講演です。
午後からは私は一般演題のITに関するセッションの座長です。「ITは道具であり、それ自体をまねてもしょうがない。その道具を使いに至ったねらいや戦略を学ぼう」と呼びかけて、7題の発表を聞かせてもらいました。やはり、ITの裏に隠れたコンシャルジェ機能、業務改善、情報共有、地域連携などのねらいを聞きだすことができたような気がします。
(写真は座長席から)