今日から12月です。昨日までとうって変わって晴天です。
放射冷却でとても寒い朝でした。恵寿鳩ヶ丘病院の玄関前も氷結しています。そして、青空と晩秋の紅葉が美しいコントラストです。
恵寿総合病院から見る七尾湾も鏡のように穏やかでした。今日は夕方まで本当に気持ちのいい日柄でした。夕焼けに城山の紅葉が映えます。
全日本病院協会のヤングフォーラムなどご一緒したり、わざわざ私の福岡講演の追っかけをやっていただいたりと、親しくしていただくお友達に熊本にある
医療法人大浦会の小山敬子理事長がいます。とってもポジティブな女性です。
先月の当院の社会医療法人化の折にも、とっても立派な蘭の花をお祝いに贈ってくださいました。
その小山理事長がこの度
夢見る老人介護 -最期まで意欲的に生きたいあなたのために-
という元気が出そうな本を出版されました。
本の紹介からです
著者の取り組みとして本書で語られる一つが、高齢者の学習意欲に応える介護老人保健施設(老健)「おとなの学校」です。その学習の根幹になるものが、東北大学医学部教授の川島隆太氏の脳科学研究に基づいた「学習療法」です。それは簡単な計算と音読が脳の前頭前野という人間の思考・感情をつかさどる場所を活性化させ、高齢者の身辺機能の自立化を促すことに効果が確認されています。
熊本県にある医療法人「大浦会」が、学習療法を取り入れたのは2005年10月。現在、8会場212名のお年寄りが学習し、その数は介護老人保健施設としては全国一の数字を誇っています。学習療法を取り入れたのを機に、老健の施設名を「おとなの学校」とし、入所者の生活意欲、自立意識を高めることを第一義にすえ、「学び続ける」ことを大切さを徹底的に訴求しています。
ぜひご覧くださいね。