神野正博のよもやま話

カテゴリ:医療・介護制度のこと( 795 )

這う這うの体で第9回日本専門医機構理事会

 心配されていた寒波ですが、晴天の能登空港です。東京での今日開催予定の全日本病院協会理事会・支部長会、日本専門医機構理事会、四病協賀詞交換会に無事参加可能と思った矢先、到着機に落雷ということで2時間以上の整備点検の末、欠航が決まります。
 急遽、新高岡駅から北陸新幹線です。駆け足で、ぎりぎり14:10発のはくたかに乗車です。
b0115629_23162176.jpg
 期せずして糸魚川駅の北側の糸魚川市大規模火災の被災地を認識し、車窓からお見舞いです。美しい浅間山も愛でます。
b0115629_23162035.jpg
 何とか東京国際フォーラムで開催の
 第9回 日本専門医機構理事会
に遅参します。今回は、昨年末に決まった専門医制度新整備指針の則った運用細則のガイドラインについて議論です。特に、都市部への偏在助長回避では、都市部の定義を東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡とし、この6都府県単位での各基本料機学会専攻医の募集の上限を、原則として過去3年における専攻医採用実績の平均値を越えないものとし、これ以外の道県ではシーリングを設けないこととします。
 その他ダブルボード、プログラムの継続的改良、さらに学会専門医と機構認定専門医の違いと移行制度などのついて合意と議論を重ねます。
 そして、基本領域学会ではなく機構が実施する総合診療専門医制度の議論は再度、同専門医に関する委員会で議論することが決定されます。
 大幅に、時間が延長し、その後、帝国ホテルで開催の恒例の四病院団体協議会新年互例会に合流し、皆様にご挨拶です。
b0115629_23162042.jpg

by dr-kanno | 2017-01-13 23:34 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)

専門医制度の行方と品質マネジメントISO9001更新審査

 本日朝のNHKニュースでは、今日の午後東京で開かれる日本専門医機構理事会を前にして、昨年暮れに制定した専門医制度新整備指針(ブログへリンク)
の内容をもとにした
です。地域医療への影響を懸念し、1年間延期された制度ですが「専門医機構は指導する医師を確保できない病院についても一定の基準を満たす医療機関から指導を受けられる環境を整えれば研修先として認めるなど、認定基準を大幅に緩和する方針を固めました。」(ニュース内容より)ということになります。
 昨年7月の理事会の模様が画像で紹介です。本日の理事会では、各領域ごとの運用細則が議論されます。
b0115629_09061261.jpg
 さて、11日12日の2日間にわたって、董仙会本部財務部、総務部を中心に品質マネジメントの国際規格であるISO9001:2008の更新審査でした。私からの目標の一つであるこれら部署における「属人化の排除」も少しづつ改善されてきたようです。講評では、業務実施前のリスク抽出や目標の数値化、プロセス管理の必要性など有意義な提言をいただきました。
 当法人では、この本部の他に病院事務部もISO9001:2008の認証を受けております。
b0115629_09061337.jpg

by dr-kanno | 2017-01-13 09:13 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)

中医協の検討スケジュール(案)と主な検討項目

 朝の病院業務の後、今年初めての能登空港です。今年もたくさんお世話になりそうです。
b0115629_21545122.jpg
 曇り空の能登から雲海の上に出ると、北アルプスが海に浮かぶ島のように眺められます(写真左)。北関東で曇りと晴れの分解線です(写真中)。晴天の東京へ降り立ちます。
b0115629_21545285.jpg
 今日は、全日本病院協会業務です。会長副会長会議の後、総務財務委員会に出席します。今後の方針や事業計画について両会議合わせて3時間半議論します。
b0115629_21545280.jpg
 その中で、年末に開催された中央社会保険医療協議会(中医協) 総会(第342回)で提出された中医協の検討スケジュール(案)、主な検討項目(下図、リンク)から、第1~第3ラウンドといった対決表現と今後の方向性を知ります。
b0115629_21545387.jpg
 あえて、主な検討項目を抜き出します。
(1) 医療機能の分化・連携の強化、地域包括ケアシステムの構築の推進
 ①入院医療、②外来医療、③在宅医療、④医療と介護の連携
(2) 患者の価値中心の安心・安全で質の高い医療の実現
 ・アウトカムに基づく評価
 ・患者や家族等への情報提供や相談支援
 ・医療機能等に関する情報提供や公表
 ・患者の選択に基づくサービス提供
(3) 重点分野、個別分野に係る質の高い医療提供の推進
 ・緩和ケアを含むがん、・認知症、 ・精神医療、・リハビリテーション、・口腔疾患の重症化予防等、・薬剤管理業務
(4) 持続可能性を高める効果的・効率的な医療への対応
 ①医療品、医療機器等の適切な評価
 ・薬価制度の抜本改革、・費用対効果、・新しい医療技術の保険適用 等
 ②次世代の医療を担うサービスイノベーションの推進
 ・バイオテクノロジー、ICT、AI(人工知能) 等

by dr-kanno | 2017-01-06 22:10 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)

病院職員が安心して仕事ができることを目指して

 濃霧の冬至の朝でした。昨日の雨と夜半からの放射冷却と無風ののせいでしょうか。信号のない交差点では細心の注意です。
b0115629_21405126.jpg
 日が昇るに連れて霧は晴れ、快晴の日となります。午後からは、例によって能越道を南下します。真っ白な立山連峰が森越しに、富山湾越しに、そして富山の街並み越しにくっきりと見えます。
b0115629_21405419.jpg
 の近い東京の街は、どこも美しいイルミネーションです。今日は、紀尾井町方面に向かいます。
b0115629_21405243.jpg
 紀尾井町フォーラムを会場に、
 日本の医療と医薬品等の未来を考える会
 第9回 勉強会
に出席します。国会議員団長の原田義昭・衆議院議員(写真左)の挨拶の後、
講演 患者は何故怒る!クレーム・暴力対応について
  ホスピタルサポートサービス代表、慈恵大学総務部渉外室名誉顧問 横内昭光
です。元警視庁捜査1課監理官の横内氏の強面の裏に、病院職員が安心して仕事ができることを目指す優しい眼を見ます。
b0115629_21405438.jpg
b0115629_21405229.jpg
 そして、終了後は、この話の続きを懇親会で語り合います。原田代議士、自見はなこ議員と、参加者の方々と記念写真です(少しブレていますが)。
b0115629_22055255.jpg

by dr-kanno | 2016-12-21 21:42 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)

専門医制度新整備指針の要点

 晴天の東京です。今日は、午前より全日本病院協会雑誌編集・学術委員会、全日本病院協会常任理事会、病院のあり方委員会と会務が続きます。
 常任理事会では、全日病が9月の末から10月に調査した
 平成28年度診療報酬改定に伴う病棟転換等状況調査集計結果
が初めて報告されます。7対1病棟は減少せず、ICUやHCU病棟の減少、地域包括ケア病棟の増加が特徴となります。
 また、私の方から、医師臨床研修部会の報告の他、理事として関わる日本専門医機構の動向について報告します。
b0115629_17160226.jpg
 特に、これまで、四病協案提出など地域医療への影響回避の方向で論戦してきた専門医制度の憲法たる整備指針についての議論が終結し、昨日(12月16日)に開催された社員総会で承認された専門医制度新整備指針について報告します。
b0115629_17160246.jpg
 この整備指針の要点を私の文責でまとめました。

専門医制度新整備指針(2016年12月16日社員総会承認)の要点
( )内のページは整備指針のページ。小見出しは私が作成し、内容は原文からの抜粋です。

専門医制度の考え方~学会専門医と専門医制度(p5)

 専門医制度の根幹は「学会の専門医制度」ではなく、「各基本領域の専門医制度を各専門領域学会が運営し担う」ことである。意味するところは「学会の専門医制度」は機構の助言・評価がないが、「各基本領域の専門医制度を各専門領域学会が運営し担う」は機構の助言・評価を受けることである。

専門医にならねばならぬか。詳細は別途(=細則)で規定(P6)
 今後、あらたに医学部を卒業し診療に携わる医師は、原則としていずれかの専門領域を選択しその基本領域学会の専門研修を受けることを基本とするが、専門医制度は法的に規制されるべきものではなく、基本領域学会専門医については、適正な基準のもとに施行されるべきである。今後、基本領域学会専門医およびサブスペシャルティ学会専門医の在り方について、担当基本領域学会と機構の間で十分な議論を行う。詳細は別途定める。

プログラム制と給与(p7)
 基本領域学会専門医の研修では、原則として研修プログラム制による研修を行うものとする。
 専攻医の研修における登録上の所属は基幹施設とするが、研修を行う研修施設群に属する各施設(基幹施設、連携施設、関連施設(後述))等を循環するので、給与等は研修場所となる施設で支払うものとする。

基幹施設の基準、水準(p9,10,12)
・専門医制度は医療提供体制に深く関わっており、地域医療の重要性から基本領域
学会専門医の運用においては、地域における医師偏在を解消することに努めるものとする。
・機構は、基本領域学会と協同して、研修プログラム制による専攻医登録をする際に医師の都市部への偏在助長を回避することに努める。
・専攻医の集中する都市部の都府県に基幹施設がある研修プログラムの定員等については、都市部への集中を防ぐため、運用細則で別途定める。

専門研修施設の認定基準(p16)
・従来の学会認定制度において専門医を養成していた医療機関が、専攻医の受入れを希望する場合は、専門医育成のため質の低下をきたさない範囲で基幹施設の承認のもと基幹施設の責任で連携施設となれるものとする。
・ 専門研修基幹施設は、原則として現行の医師臨床研修の基幹型臨床研修病院の指定基準を満たす教育病院の水準を保証するものとするが、単科の医療機関であっても研修施設群として各基本領域学会の定める必要な水準を満たす場合は基幹施設として認定することができる。
・各施設の認定基準は研修内容が専門医育成の質を保証するものが最も大切であるという条件のもと、大学病院以外の医療施設(病院等)も基幹施設となれる基準とする。
・ 専門研修基幹施設の基準は、各基本領域学会のプロフェッショナルオートノミーに基づくものとし、大学病院以外の医療機関も認定される水準とするが、対象とする領域は、領域の規模・特性を踏まえることとし、運用細則で別途定める。地域医療の確保の観点から幅広く研修の場を設けるものとする。

中断(p19)
 特定の理由(海外への留学や勤務、妊娠・出産・育児、病気療養、介護、管理職、災害被災など)のために専門研修が困難な場合は、申請により、専門研修を中断することができる。
 6ヶ月までの中断であれば、残りの期間に必要な症例等を埋め合わせることで、研修期間の延長を要しない。
 また、6か月以上の中断の後研修に復帰した場合でも、中断前の研修実績は、引き続き有効とされる。

プログラムの認定(p22)
 各基本領域学会で可となったものは、機構による検証(二次審査)を受ける。
 機構は、各領域の研修プログラムを承認するに際して、行政、医師会、大学、病院団体からなる各都道府県協議会と事前に協議し決定する。機構は当整備指針に示す事項に照らし合わせ、その内容に齟齬のないよう慎重に精査する。

ダブルボード(P23)
 機構で認定され基本領域学会の専門医となったものが、その後、他の基本領域学会専門医資格を取得する(ダブルボード)ことは妨げない。
 ダブルボードの認定については、当該基本領域学会が協同して細則を定め、機構が認定する。

by dr-kanno | 2016-12-17 17:42 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)

全日本病院学会 in 石川 学会企画~明日の日本をデザインする

 一昨日13日の冷たい雨が降る夜は、金沢市の地場産業振興センターにて
 全日本病院学会 in 石川 第3回実行委員会
を開催しました。実行委員として北陸の各会員病院から多数が集います。池端幸彦・副学会長福井県支部長、菊地 勤・実行委員長も交えて、具体的な学会スケジュールについて検討しました。この時に賛同を得たシンポジウム企画の一つである
 明日の日本をデザインする
 どうする医療~財務の視点、厚生労働の視点、地方創生の視点 政治家放談

について、昨日お会いした石破 茂代議士が出演を快諾いただきました。この学会企画が前進します。
b0115629_15442959.jpg
 さて、冬型の気圧配置の下、本朝、晴天の関東から帰還します。富士山はもちろんのこと、澄んだ大気の中、NHK大河ドラマ真田丸の冒頭CGに出てくる岩櫃(写真中)、そして上田を見守る浅間山(写真右)を眺めます。下(新幹線)からの眺めもいいものですが、上からの眺めも迫力があります。
b0115629_15442891.jpg
 佐久平、善光寺平から北アルプスを見た時点で雪雲が広がります。うっすらと雪化粧した能登に帰ります。
b0115629_15442971.jpg
 病院では、東京からのお客様とのITシステムについての打ち合わせの他、各種打ち合わせです。
 また、今日は、七尾市のふるさと納税の中でも、最高値となる当院の1泊2日PET健診(リンク)北陸朝日放送(HAB)さんの取材が入ります。
b0115629_15442830.jpg

by dr-kanno | 2016-12-15 16:32 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)

地域医療へ配慮~日本専門医機構・専門医制度整備指針改定案

 昨夕のKeiju Innovation Hubでは、
 第4回 脳死下臓器提供シミュレーション
が行われています。今回は法的脳死判定のシミュレーションです。外部の移植コーディネーターをお招きし本番さながらにシミュレータを使用しながらのシナリオを読み合わせせが行われます。
b0115629_21184777.jpg
b0115629_21185041.jpg
 また、19時からは和倉温泉・能登屋舞鮮では、七尾市医師会会長として
 メディカルサロンななお忘年会
に出席します。医師会、歯科医師会、薬剤師会に加えて薬剤メーカー、卸の皆さんなど、七尾の地域医療のかかわるパートナーの皆さんと語り合います。
 ゲストは、いつもとは変わって中本美智子 Jazz Quartet "TRiTMA" 。軽快な歌と音楽を楽しみます。
b0115629_21185025.jpg
b0115629_21184969.jpg
 そして、今日の能登は大荒れです。のと里山海道の別所岳周辺では、このシーズン初めて見る積雪です。能登空港周辺は雷鳴と激しい霙で、東京便も遅延です。
b0115629_21184975.jpg
 東京は打って変わって晴天なれど風強しです。
b0115629_21184826.jpg
 全日本病院協会業務の後、今日の天気のように荒れないことを祈りながら東京駅八重洲口周辺です。
b0115629_21184853.jpg
 17時から、東京八重洲会議室を会場に
 日本専門医機構 第8回理事会
に理事として臨みます。メインイベントは、前回から継続の専門医制度整備指針改定案の協議です。専門医制度の憲法にあたるわけで、その内容については各理事や団体の思いも多様です。これまで、何回も改定案が飛び交い、まさに本日書き換えられた指針改定案をもとに議論です。
 そもそも、地域医療への影響から、専門医制度開始は立ち止まり1年延期され、理事も交代となりました。そういう意味で、原案よりさらに地域医療へ配慮する文言を明文化することを条件に概ね合意となります。今後1月末に向け、この指針をもとに細則や補足説明案が作られ、専門医プログラムへの反映を促します。
b0115629_21184898.jpg

by dr-kanno | 2016-12-09 21:44 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)

ダブル監査と専門医制度整備指針改定論議

 昨夜の北陸は、雷と激しい霙模様でした。数分で終了する石川県医師会業務で悪天候の中、金沢単純往復でした。
 そして、明けて今日は気持ちのいい朝日と青空です。
b0115629_12210735.jpg
b0115629_12210815.jpg
 今週火曜日は、東海北陸厚生局による施設基準適時調査(厚生労働省保険局医療課長通知)、そして今日木曜日は医療法第25条による石川県保健所による立入検査(いわゆる医療監視)です。前者が診療報酬上の届け出基準、後者は医療提供体制ということになります。当院初の、同じ週でのダブル監査です。
b0115629_12210897.jpg
 さて、日本専門医機構では、先月の理事会以来、専門医制度の憲法ともいうべき専門医制度整備指針の改定に向け多くの議論がなされます。整備指針が厳しければ、研修施設は絞られ、緩ければ研修施設は地域の病院まで含まれます。その辺りの指針改定についての攻防が続いております。私も四病院団体協議会案をまとめ、理事長あてに提出してありますが、その他日本医師会案、全国自治体病院協議会案のほか、多くの意見書、要望書が提出されています。明日9日の理事会で協議となります。
 私たちは、横倉義武・日本医師会長による要望書を支持しております。その骨子は以下の通りです。
  1. 基幹施設の基準は、大学病院のみ認定されるような基準とすることなく、原則として、都道府県ごとに、大学病院以外の医療機関も含め複数の基幹施設が認定される基準とすること。
  2. 従来の学会認定制度において専門医を養成していた医療機関が専攻医の受入れを希望する場合は、連携施設となれること。
  3. 専攻医のローテートについては、特別な症例を経験するために必要になるなどの事情がなければ、原則として、6ヵ月未満で所属が変わらないこと。
  4. 専攻医の集中する都市部の都府県に基幹施設があるプログラムは、原則として、募集定員が過去3年間の専攻医の採用実績平均を超えないこと。
  5. 専攻医の採用は、基幹施設だけではなく、連携施設でも行えること。
  6. プログラムの認定に当たっては、各都道府県協議会において、医師会、大学、病院団体等の地域医療関係者の了解を得ること。
  7. 研修機関については、妊娠、出産、育児等の理由により中断することができ、かつ、6ヶ月までの中断であれば、残りの期間に必要な症例等を埋め合わせることで、研修を延長しないですむこと。また、6ヶ月以上の中断の後研修に復帰した場合でも、中断前の研修実績は、引き続き有効とされること。
b0115629_11551525.jpg そんな中、東京都病院協会会報 2016年11月25日号(第235号)に、整備指針改定議論の前ですが、基本的な認識
 新専門医制度の進捗について
と題して寄稿しております。


b0115629_11551407.jpg

by dr-kanno | 2016-12-08 13:44 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)

平成30年医療・同時改定toward & beyond~鈴木康裕保険局長

 12月に入りましたが、土日の七尾は晴天です。備えよということでタイヤも冬タイヤに変えましたが、暖かい陽気、そして穏やかな海です。
b0115629_11130427.jpg
b0115629_11130529.jpg
 3日は、厚生労働省の鈴木康裕・保険局長をお招きし、18:30より七尾美術館アートホールを会場に、当院と七尾市医師会が共催する
 能登地域医療研究会第14回学術講演会
に出席します。
 平成30年医療・同時改定
 toward & beyond
と題して、2018年度診療報酬・介護報酬ダブル改定が目指すものを七尾市周辺ばかりではなく、県内全域から集った医療関係者、行政関係者を前に講演いただきます。この改定の背景となる状況としての富の分配から分かち合いへ」といったパラダイムシフトを受けて「将来のサービスの内容と人の雇い方」を考える時期とします。その上で、平成28年度改定の鈴木局長的の注目点として①在宅医療に係る診療報酬、②調剤・薬剤関連の診療報酬、③ゲノム医療、④ICTを活用した医療連携やデータ収集・利活用、⑤7対1入院基本料の評価の見直しとし、これらと続く同時改定にむけての展望、さらにはその先に向けてのあり方についてお話しいただきます。同時改定だけに医療保険と介護保険給付の範囲の見直し、訪問系サービス提供の見直し、医療・介護情報のICT共有など踏み込んだお話をいただきました。
b0115629_11130575.jpg
b0115629_11130536.jpg
 さて、前のブログに続き、新たに2誌到着です。まずは、TERUMO社が発行する病院向け情報誌『Hospital Todayです。
 地域医療構想を見据えた経営戦略
として、巻頭言
 医療ネットワークの質は単なる"連携"から"統合"へ。
 それを推し進めるために必要なのは「最適化のためのガバナンス」

 医療法人財団董仙会恵寿総合病院理事長・社会福祉法人徳充会理事長・公益社団法人全日本病院協会副会長 神野正博

です。ICTを活用して医療・介護・福祉サービスを切れ目なく展開する「地域包括へルスケアシステム」について語ります。
b0115629_11074541.jpg
詳細は本誌をご覧ください。
 さらに、公益財団法人 医療科学研究所が発行する医療と社会』 Vol.26 No.3 2016です。9月16日に行われた医研シンポジウム2016の講演録として発行です。
 地域医療構想をめぐって 地域医療・その実情と課題
 医療関係者実情報告
 一石川県の場合一

  公益社団法人全日本病院協会副会長 神野正博
です。地域医療構想に関しての認識と地方での最大の問題点は入院病床削減ではなく、在宅医療等をいかに確保するかであることを主張します。
b0115629_11074589.jpg
b0115629_11074645.jpg
詳細は本誌をご覧ください。



by dr-kanno | 2016-12-04 11:18 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)

ダブル改定へ向けての議論の先鞭~月刊『病院』12月号

 「よい病院はどうあるべきかを研究する」という枕がついている月刊『病院』12月号(医学書院)が到着です。
 今回の特集は、が企画した
 検証 平成28年度診療報酬改定
です。考えられる限りのラインアップで対談、インタビュー、執筆依頼をしただけに、ボリューミーな特集となりましたが、今年度の診療報酬改定を検証するだけではなく、次期平成30年度の診療報酬・介護保険報酬ダブル改定へ向けての議論の先をつけたと自負しています。
医学書院『病院』12月号:目次ならびに巻頭言のページへリンク
b0115629_19341138.jpg
 対談の中医協委員万代先生、インタビューの鈴木保険局長、そして執筆陣、データと分析結果を提供いただいた各病院団体に感謝です。
b0115629_19341147.jpg
 特に、病院団体として、例年の日本病院会、全日本病院協会、日本精神科病院協会、日本慢性期医療協会ばかりではなく、今回は回復期リハビリテーション協会、地域包括ケア病床協会にも分析いただいたことで、すべての病期のデータブックとなります。
 また、病期ではなく、へき地医療、1次・2次救急医療の視点からも検証いただきました。
 全国で12月1日発売です。品切れになる前にお早目のご予約を

by dr-kanno | 2016-11-28 19:35 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)



石川県七尾市の社会医療法人財団董仙会・恵寿総合病院(www.keiju.co.jp)理事長 神野正博のブログです。法人・病院の取り組みを紹介するとともに、地域医療や日本の医療への思いを綴ります。
カテゴリ
公職一覧
・社会福祉法人徳充会理事長
・公益社団法人全日本病院協会副会長
・一般社団法人日本社会医療法人協議会副会長
・一般社団法人日本専門医機構理事
・一般社団法人七尾市医師会長
・七尾商工会議所副会頭
・石川県病院協会副会長
・特定非営利活動法人VHJ機構理事・VHJ研究会監事
・公益財団法人日本医療機能評価機構評議員、事業推進委員
・一般社団法人日本医療経営実践協会理事
・一般社団法人日本ホスピタルアライアンス理事

(委員)
【厚生労働省】医道審議会医師分科会医師臨床研修部会委員、医道審議会医師分科会医師国家試験改善検討部会委員、医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師特定行為・研修部会委員、医師臨床研修制度到達目標・評価の在り方に関するWG委員、(中医協)診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会委員、医療従事者の需給に関する検討会医師分科会委員、がん診療提供体制のあり方に関する検討会委員、認知症の人の行動・心理症状や身体合併症対応など循環型の医療介護等の提供のあり方に関する研究会委員
【内閣官房】日本版CCRC構想有識者会議委員
【石川県】石川県医療審議会委員 、医療計画推進委員会地域医療ビジョン策定部会委員、医商工連携促進協議会会員
【日本専門医機構】総合診療専門医に関する委員会委員
【四病協】総合部会員、医療安全対策委員会委員長、医療制度委員会委員
【日病協】診療報酬実務者委員会委員
【全日本病院協会】病院のあり方委員会、病院機能評価委員会、学術委員会、医療の質向上委員会、救急・防災委員会担当副会長
【日本病院会】インターネット委員会委員、災害医療対策委員会副委員長
【日本医師会】病院委員会委員
【石川県医師会】代議員、財政検討委員会委員、選挙制度検討委員会委員
【医師臨床研修マッチング協議会】運営委員
【医学書院】月刊「病院」編集主幹

twitter
神野正博のツイート

facebook
神野正博の医療Archives

恵寿関連ホームページ
●恵寿総合病院ホームページ
●恵寿総合病院Facebookページ
●社会福祉法人徳充会ホームページ

●Medical Excellence JAPAN
●e-doctor Hospital Info
検索
最新の記事
記事ランキング
タグ
以前の記事
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
最新のコメント
山本様 コメントありが..
by dr-kanno at 15:41
LEGO® SERIOU..
by イノベーションガイド山本伸 at 20:20
井上先生 ありがとうござ..
by dr-kanno at 06:30
先生、ありがとうございま..
by 新潟より参加 at 13:17
こちらこそ、声掛けありが..
by dr-kanno at 09:13
今回のミドルマネジメント..
by 新潟より参加 at 09:00
貴重な意見をありがとうご..
by dr-kanno at 08:41
いつも拝読させていただい..
by 番号15 at 09:02
Oさま。ありがとうござい..
by dr-kanno at 08:23
ダブル叙勲、誠におめでと..
by O. at 20:44
お疲れさまでした。私もゴ..
by やまのべゆうじ at 07:09
やまのべ先生 ありがとう..
by dr-kanno at 15:26
病院経営MASTER、お..
by やまのべゆうじ at 21:32
こんにちは、またブログ覗..
by ルイヴィトン 財布 at 05:47
Oさま いつもありがと..
by dr-kanno at 08:07
「GALENUS 創刊号..
by O. at 21:38
 ご承知のように医療は非..
by dr-kanno at 23:53
いつもお世話になっており..
by 矢口(金沢脳神経外科病院)です at 10:13
早く平穏な日が訪れますよ..
by starfield at 21:41
海とオルゴールの坂下です..
by 坂下さとみ at 23:08
ファン
ブログジャンル
画像一覧