神野正博のよもやま話

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座談会「新しき観光・文化で地域振興を」と国際ロータリー地区大会

 今朝の地元紙北国新聞、福井新聞、北日本新聞の朝刊には
 北國新聞 福井新聞 北日本新聞 北陸3県共同企画
 2010ディスカバー北陸プロジェクト
 石川紙面座談会「新しき観光・文化で地域振興を」

【出席者】
 ■石川県
 社会医療法人董仙会 理事長 神野 正博
 ■福井県
 勝山市副市長・勝山市ジオパーク推進協議会長 松村 誠一
 ■富山県
 森林セラピスト・エコロの森代表 森田 由樹子
 ■コーディネーター
 立教大学観光学部教授 安島 博幸
が掲載されています。それぞれ、以下のような視点で地域に対する思いを語っています!
 高齢者向け旅行の先進地に▼神野氏
 市民主導型の振興策が重要▼松村氏
 古里の魅力にもっと誇りを▼森田氏
 海外観光客のニーズも多彩▼安島氏

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           (↑の画像をクリックすると拡大します)
 さて、今日は七尾の仲間たちと一緒に貸し切りバスで、、、
 富山県射水市新湊でした。まず、海王丸パークでちょうど総帆展帆のイベントを見学することができました。お昼には白エビ尽くしの定食をいただいて、
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 同市の高周波文化ホール(新港中央文化会館)に移動です。ここで
国際ロータリー第2610地区地区大会
に参加です。国際ロータリーの会長代理の多田 宏氏は、地域文化、自然の恵み、物産の豊富な日本の精神性を世界に輸出せよ、自信を取り戻せと強調します。また、記念講演ではアサヒビール名誉顧問の中條高徳氏(写真右)による
 歴史を忘れた民族は滅びる
 ~正しい昭和史を知ることが日本の蘇りに繋がる~

でした。民族の誇りと恥の文化をもう一度見直させます。ロータリーは奉仕団体ですが、国なくして社会奉仕などあり得ないことを熱く語ります。
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 また、ロータリーが外国人留学生にプログラムする米山奨学生交換留学生の登壇や新湊の伝統芸能も披露されます。夜遅くまで、地域の奉仕活動について語り、親睦を深めた1日でした。
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by dr-kanno | 2010-10-31 23:55 | 地域のこと | Comments(0)

地域医療再生基金に対しての私見

 今週は忙しく2回も日本医師会へ行ってまいりましたが、その前の10月23日には日本医師会の第123回代議員会が開かれ、議事の後、代表質問や個人質問がなされたようです。その中で、あるブロックの代表であるH代議員からは
 ライフ・イノベーションによる健康大国戦略と日本医師会の対応
という質問で「新経済戦略」「国際医療交流」などが質問されたようです。その中で
 (前略)一部の病院団体が国際ツーリズムに参画を決め、経済産業省の委託事業に10病院以上が参画。「国際メディカル事業員会」の委員長には某県医師会の役員(議事録上)が就任し、医療産業の国際化と医療情報の発信の両面から付加価値が期待できると意欲的に進めている。「医療の営利産業化」は混合診療全面解禁や国民皆保険制度の崩壊に繋がるものでり、絶対に拒否すべきものである。・・・

 誰のことでしょうかね?日医の執行部には大人の受け答えをしていただきありがたく思います。

 さて、東京は、台風14号の影響で混乱していたようですが、当地は曇り空でした。野山の秋はずいぶん深まってきました。
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 いつもの街道を南下し、今日も金沢の石川県医師会館
 平成22年度石川県病院協会第3回理事会
に参加です。
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 報告事項の後、毎年協会が表彰する「石川県病院協会優秀研究賞論文応募要項」と各医療職部門の他のテーマ部門の今年のテーマを「在宅療養支援にすることを承認します。また、私の方から、日本医師会地域医療対策委員会に提出した地域医療再生基金に対しての私見(意見書)を報告させてもらいました。少し長くなりますが、全文を掲載します。

地域医療再生基金に対しての私見(意見書)
           社会医療法人財団董仙会恵寿総合病院 理事長 神野正博

 昨年、自民党政権下で構想が練られ、政権交代後に発効した地域医療再生金(1県2医療圏、各々5年間に25億円)は効果を上げたのか?単なるバラマキなのか?それを検証しないまま、今年度新たな補正予算化に大義はあったのか!

1.まず、地域医療再生基金の検証・仕分けを
 厚生労働省「地域医療再生計画に係る有識者会議」なるものが存在するが、ここに権限が与えられているのか?省内事業仕分けの対象とし、各県の計画を徹底的に検証すべきである。
 既に、多くの基金の使い道は、マルチスライスCTスキャン、高磁場MRI、手術ロボット等の高額医療機器、公立病院のセンター増築、電子カルテ購入等に充てられようとしている。本来このような施設・設備機器は、診療報酬で手当てすべきものであり、それができないとしたら診療報酬点数が低いのか需要がないために他ならない。

2.地域医療再生基金のあるべき姿
 地域医療の再生を目的とするならば、教育・研修、連携に基金を使うべきである。 以下、それぞれの考え方を詳述する。
1)教育・研修
①大学等医育機関との連携
 教育に関する文部科学省予算が削減されている中で、大学医学部における地域医療に関する教育プログラムや研究への補助金として利用。
 たとえば、地域医療実地研修時や実地調査時の教職員や研究者、学生の滞在費に充ててもよい。また、大学病院や臨床研修病院におけるシュミレーターの導入、シュミレーションセンターの設置。
②医師生涯教育との連携
 既に地域で勤務する勤務医・開業医に対する生涯教育の一貫として、連携医療に向けた研修、医療安全研修、さらに、より幅広い家庭医総合医的な臨床能力の獲得に向けた研修実施。
 たとえば、上記シュミレーションセンターを利用した研修も。
③魅力ある研修プログラムの設定
 研修医を対象とした地域独自の初期・後期臨床臨床研修プログラムの設定。
 例えば、米国地域医療留学研修プログラム。米国人教育専門医師招聘による研修プログラム。
2)地域医療連携
 地域医療連携のための情報共有に基金使用することには、反対しないが、地域の医療機関のITシステム丸抱えは明らかに異常である。
 ここでは、以下のよう原則を守るべきと考える。すなわち、
 個々の医療機関の電子カルテ等のシステム導入経費は基金の対象としない。基金はあくまでもこれらシステムの連結・情報共有部分にのみ使用すべきである。
3)施設整備
 対象とする医療圏はすべて医療崩壊の危機にさらされている。ここにおける施設整備の原則は、
 地域医療再生のための選択と集中に供することであり、統合・合併や明確な役割分担なくして新規施設の増設は許されない。
 たとえば、一病院に救急機能を充実した施設を設置するならば、その他の病院から救急施設、救急担当科、救急担当医を削減するなど、プラスとマイナスは均衡すべきである。
by dr-kanno | 2010-10-30 21:17 | 地域医療 | Comments(1)

メディカルサロンななお創刊20周年記念祝賀会と日本医師会地域医療対策委員会

 昨夕は、病院建設会議終了後、和倉温泉・あえの風でした。ここで、
 メディカルサロンななお創刊20周年記念祝賀会
に参加です。このメディカルサロンななお(MSN)は七尾市医師会の編集委員が中心となって発行し、季刊誌として医療に関わるチームの話題を市民に広報する役割を担っています。また、MSNを冠した合唱団の編成やコンサート、また港祭りの踊り連、親睦を兼ねた小旅行やグルメの会まであります。
今回も20周年を祝って横山県医師会理事三林医師会長も参加した合唱団が歌声を披露します。
今回の20周年を祝って、創刊時の編集長である佐原吉博先生(写真右)が中心となって編纂した
 七尾市医師会100年史
が発行されました。
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 七尾医史人物伝には私のご先祖の記事も掲載されいます。ありがとうございます。
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 そして今日は午後から駒込単純往復です。日本医師会館にて
 日本医師会地域医療対策委員会
に出席です。まず、私と国際医療福祉大学の高橋泰教授による各々30分の講演です。高橋教授は医療圏について、私は社会保障国民会議の将来予測とそれを受けて全日本病院協会が提唱する地域一般病棟、さらに医療と地域振興についてお話ししました。
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 また、医学部新設反対議論に対しては、地域・診療科偏在を解決しないままならば医師はを増やすべし~解決策と医学部新設論はセットであるとの見解を述べました。
 さらに、地域医療再生基金に関しては、その使い道は教育、研修、連携に使うべきであり、施設や機器に使うべきではないことをアピールさせていただきました。
by dr-kanno | 2010-10-29 17:49 | 地域医療 | Comments(0)

内閣府行政刷新会議 規制・制度改革に関する分科会 ライフイノベーションWG

 雨の東京永田町、あの民主党本部の隣に位置する永田町合同庁舎で、
 内閣府行政刷新会議 規制・制度改革に関する分科会 ライフイノベーションWG
の第2クール委員として初めて参加です。この会議は平野達男・内閣府副大臣(規制改革担当)を分科会会長として、主査に園田康博・内閣府大臣政務官土屋了介・ 財団法人癌研究会顧問を迎えての会議です。
 平野副大臣、園田政務官から「議論だけではなく、実行に決意を持ってあたる」、土屋主査からの「力を合わせて壁をぶち破ろう!」という力強い挨拶の後、議論の開始です。
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 第2クールの視点として
 <検討の目的>
 ○中期的・長期的視点での需要創出、供給力強化
 ○需要創出
 ○供給力強化
 <検討に当たって重視すべき点>
 ○消費者、利用者、一般国民の便益の向上
 ○政策目的に合致した合理的な政策手段の選択
 <検討に当たっての留意点>
 ○現場、地域の意見、ニーズ重視
 ○多角的意見を踏まえた議論
 ○オープンな議論
を確認の上、検討の視点として
安全・安心と国民の利便性の向上、その結果としての我が国経済の成長を両立させる観点から、
 ○ 大胆なパラダイムシフトを促すべき
 ○ 開かれた医療を実現すべき
 ○ 産業としての競争力を強化し、付加価値を向上すべき

として各論でした。
 からは
1.医療連携ばかりではなく社会保障、行政サービスの情報共有のための国民番号制の速やかな導入
2.地域、診療科の偏在を改善するための定員制家庭医の充実
3.医療の持続可能性のための医療そのものの産業化周辺産業の振興(ドラッグラグ、デバイスラグの改善)、地域との協働(医商工連携)
4.外国人労働者の導入
5.急性医療の中の介護部分、介護施設の中の医療部分の分離のための介護類型の見直し
などについて発言しました。

 そして、ちょうど今日の議論につながる記事です。今週号の週刊『エコノミスト』(2010年11月2日号)日本政策投資銀行・植村佳代氏による
 成長の源泉はここにあり
 医療 高齢化社会に向け地域に密着した医療機関がまちづくりの担い手となる

で私の考え方、さらに地域振興と賑わい作りを睨んだ当法人のけいじゅ一本杉が紹介されています。記事の最後には、
 超高齢化社会が到来したわが国においては、既に地域にあるストックを新たな視点で見直し、活用することが求められる。具体的には、董仙会の事例にみられるように、「医療施設を核としたまちづくり」といった新たな視点を持つことが必要ではないだろうか。
と結ばれています。
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              (↑の画像をクリックすると拡大します)
by dr-kanno | 2010-10-28 16:56 | 医療・介護制度のこと | Comments(2)

四病院団協議会総合部会と日本医師会・四病院団体協議会懇談会

昨日からの寒波によって白山周辺は、紅葉の上に初冠雪です。霊峰白山(写真中)を眺めながら、青空の水道橋の全日本病院協会で開催された
 四病院団協議会総合部会
に出席です。ここでは、中医協報告のほか、民主党税制改正要望ヒアリングについての報告などやレセプトオンライン化に伴う要望の協議、さらに国土交通省住宅局市街地住宅整備室から病院・診療所などを対象とした今年度限りの国単独の補助金事業である「住宅・建築物の耐震化緊急支援事業についての説明がありました。
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 次に、場所を駒込の日本医師会館に移して、
 日本医師会・四病院団体協議会懇談会
にも出席しました。こちらでは日本医師会・四病院団体協議会の代表者会議でまとめた「平成23年度税制改正要望について」の報告や、医師不足と地域医療崩壊に対しての医学部定員のあり方とそれにリンクする医師の地域と診療科偏在の解消策について踏み込んだ議論がなされました。
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by dr-kanno | 2010-10-27 20:27 | 医療・介護制度のこと | Comments(1)

黄昏藪石残日録と「拡大するリハビリテーション医療」

 月曜日は、七尾より北に位置し、標高も高い恵寿鳩ヶ丘です。小雨の中ですが、さすが葉は色づき、秋の深まりを感じます。
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 2000年に鳩ヶ丘は療養型病院として開業しました。その当初より院長としてこの病院を引っ張り、そして昨年の老健転換以後も施設長として活躍する生垣 茂先生は、「黄昏藪石」の号でも活躍です。文章ばかりではなく絵でもその才能を発揮されていますが、このほど「黄昏藪石残日録」なる文章を発行です。
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                   (↑の画像をクリックすると拡大します)
 私のことも触れてありいささか照れますが、、、残日とはいわず、これからももっともっと地域医療を引っ張っていっていただきたく思っています。

b0115629_1449581.jpg 恵寿総合病院に帰ると、医学書院から私が編集委員を務める月刊『病院』が届いていました。今月号の特集は私が企画を担当したリハビリテーションです。『病院』の視点からのリハビリテーション医療に期待するところを巻頭言で書かせていただきました。
      同誌ホームページ(目次や執筆者など)へリンク

病院 2010年11月号(69巻11号)巻頭言
特集 拡大するリハビリテーション医療
      神野 正博(社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院 理事長)
 リハビリテーション(rehabilitation)とは,re(再び)+habilis(適した,ふさわしい)+ation(状態にすること)であり,「再び適した状態にすること」を意味し,そのために行われるすべての援助活動がリハビリテーションであるという.その対象とするものは,歴史的には肢体不自由児や傷痍軍人などの厚生から,自然災害,工業化に伴う労働災害,モータリゼーションに伴う交通事故,そして生活習慣病へと拡がっていったのであろうと思われる.また,その目的は障害からの離脱のみなならず,QOL(Quality of Life)の改善や認知機能の改善までをも目指すこととなり,さらにその場は,広くあらゆる障害・疾患の超急性期~急性期~回復期~維持期・慢性期~終末期にまで拡がり,医療施設のみならず介護・福祉施設へ,また,病院や施設のみならず地域や在宅の場へまで拡がっていったのである.
 今後のリハビリテーションを考えるうえで,以下の2点に注目したい.1つは,本誌グラフに紹介したような,わが国が世界に先んじるロボット工学の応用である.ロボット技術は,リハビリテーションを受ける側ばかりではなく,リハビリテーションを提供する側の福音をも,もたらすに違いないと思われる.
 次に,世界一の勢いで進むわが国における少子高齢化,加えて地方で進む過疎化である.リハビリテーションは単なる障害の克服から,地域の社会保障制度を越え,各種産業までも巻き込んだ『地域の見守り』システムの中心となるように思えてならないのである.なぜならば,リハビリテーションの場こそ,先に挙げた超急性期から慢性期・終末期,施設から地域や在宅なのである.そこでは,これらの病期や空間,そして制度間を連携し,シームレスにつなぐことができる“接着剤的”役割を担える仕組みとなり得るに違いないと考えるからである.
 閉塞感漂うわが国において,国民が相互に支え合いながら国力を保っていくには,全国民が疾病や障害を乗り越えて,社会の一員としての役割を担い続けていく社会構造が求められる.それ故にリハビリテーションに期待するところはますます大きくなっていくに違いない.  

 当院の川北慎一郎副院長にも脳卒中における地域連携のあり方、事例を執筆いただきました。是非本誌をご覧ください。

 また、当院では訪問リハビリテーションに力を入れ、訪問リハビリ処方の50%は地域の連携医療機関から指示されています。さらに本年9月より石川県内で初めてがん患者リハビリテーションの施設基準を取得しております。
by dr-kanno | 2010-10-25 14:59 | 地域医療 | Comments(4)

秋の気配

 昨日までの東京の街路には多くのイチョウ並木があります。イチョウの葉は深い緑色です。
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 そして、曇り空ながら、今日の七尾です。七尾美術館周辺のイチョウ並木はすでに葉は黄色くなっています。よく見ると、銀杏の実をつけた木もあります。
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 歩道には銀杏の実が。。。子供のころよく踏みつけました。他にも、山茶花も実を付け、紫式部の実もたわわです。収穫のですものね。
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 そして、紅葉に負けじと秋の花々も咲き誇っています。
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by dr-kanno | 2010-10-24 15:48 | 地域のこと | Comments(0)

国際医療交流やら

 そういえば、、、一昨日のニュースです。
規制・制度改革分科会があす再開
 政府の行政刷新会議(議長=菅直人首相)は10月20日、規制・制度改革に関する分科会のメンバーを決定した。前回、ワーキンググループ(WG)の主査だった財団法人癌研究会の土屋了介顧問が分科会にも入ったほか、ドラッグストアとの連携で店舗拡大を図っているローソンの新浪剛史社長らも新たに選ばれた。一方、医療・介護分野などが対象のライフイノベーションWGには、社会医療法人財団董仙会の神野正博理事長やナビスタクリニック立川の久住英二院長ら民間構成員10人が新たに加わった。同分科会は21日に再開され、ライフイノベーションを含む各WGは週明けに開かれる予定。
   ( キャリアブレインニュース 2010年10月20日 へリンク

 ことの重大性を今頃気づいています・・・この会の内容は、また報告します。

 今日も目が回る1日でした。朝6時前に自宅を出発、小松空港から山頂近くが赤く色づく白山を眼下に見て、曇り空の東京・水道橋です。まずは駅前の東洋ビル内の(財)日本医療機能評価機構です。ここで、
 平成22年度厚生労働省科学研究費補助金(厚生労働科学特別研究事業)
 「国際医療交流(外国人患者の受け入れ)への対応に関する研究」
 分担研究「外国人患者受入れ医療機関の機能に関する研究」
 第3回 研究会議

に参加です。病院機能評価と人間ドッグ学会認定病院を対象に行われる国際医療交流の実態調査についてや国際医療交流を行う医療機関の(認定)要件についての検討でした。特に認定要件は「必要な機能」と「必須な機能」の間のどのあたりが適当か研究していく必要があります。
 この後、場所を線路を挟んで向かい側の東京ドームホテル(写真右)にて某マスコミからの地域医療に関する取材です。さんざんお話しした取材の最後に記者さんから「なぜ、こんなに頑張るのですか?!」と素朴な質問。
 「中央では安住して、イノベーションは起きません。ペリフェリから起こるもの。周りを見渡すと、日本のペリフェリの能登の状況を、また少子高齢化、過疎化、産業が衰退しる地域の病院の声を、誰もアピールしていない。ならば、声を上げるしかありません。
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 これだけでは、終わりません。さらに、霞が関に移動。しばらくご無沙汰のこちらの省(写真左)で政策担当官と議論です。こちらでも、国際医療交流の話なども。。。でも、私のスタンスは地域振興なのですが。。。
 さらに、さらに錦糸町駅周辺のスカイツリーです!こんなに近くでは始めてみました!そして、こちらの某大学医学部(写真右)です。暗くなるまで意見交換をさせていただきました。ふーっ
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by dr-kanno | 2010-10-22 20:40 | 地域医療 | Comments(2)

師縁塾 E-セミナー~地域包括型展開のあり方

 今日は16:00から新しい試みでした。インターネットを利用したセミナー講師です。
 “医療介護スタッフの教育研修(セミナー、電子書籍、動画)を通して、質向上と能力アップを図る”師縁塾で講演です。
 E-セミナーのタイトルは
 新成長戦略/医療産業化/医療IT・ICT対策を睨んだ地域基幹病院の 医療・福祉・介護・保健のシームレスな地域包括型展開のあり方
                      (同セミナーホームページへリンク)

です。
 初めて理事長室の執務机からの生中継です。一切外界をシャットアウトし(写真左)、(部屋が散らかっていますが・・・)、いつも愛用のネットにつながる端末にマイク付きヘッドフォンとWebカメラを取り付けて約50分の講演と10分に質疑応答でした。
 便利な世の中になりました。一切、主催者側は病院に来ることなく、機材の送付で対応可能です。そして、ライブですので、主催者側の司会者とのWebカメラを利用しての質疑応答に加え、視聴者からはチャットシステムを利用して質問が飛んできます。
 少子高齢化、過疎地域だからこそ必要な地域を包括するシステムとその展開にITとアナログの組み合わせる必要性、必然性をお話しました。
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by dr-kanno | 2010-10-21 22:03 | 地域医療 | Comments(0)

第5回チーム医療のための看護業務検討WGとナースプラクティショナー

 今日は怒涛の霞が関単純日帰りです。曇り空の下、10:00から厚生労働省にて
 第5回チーム医療のための看護業務検討ワーキンググループ
に出席です。今回の議題は
(1)看護業務実態調査について
(2)特定看護師(仮称)養成 調査試行事業について
(3)当面の検討の進め方について

です。看護業務実態調査に関する検討は3回目となります。前々回に、私から提案した現在看護師が実施のの割合が10%以下の項目についての解析結果も提示されます。これら10%以下の項目でも意外と訪問看護ステーションの看護師が実施している割合が高い実態も明示されます。地域医療の中で医師と協働、OJTとして必要に迫られて実施している実態かもしれません。そういった意味で、特定医行為として特定看護師(仮称)のみに認める医行為の選定には現状をよくよく斟酌しないと地域医療、在宅医療の崩壊を招く恐れも危惧されます。
 また、調査試行事業として、
 大阪府立大学大学院ヒアリング資料
 大分県立看護科学大学大学院ヒアリング資料

が示されます。大阪の事例はがん看護領域、大分の事例は老年領域です。がん看護領域では、専門看護師との違いが見えにくく、何を特定医行為とするかが見えにくい内容です。老年領域は、従来ナースプラクティショナー(NP)養成を目指したカリキュラムの延長線上で、在宅、老人施設、慢性期医療などの分野での看護業務の拡大が図られ、地域医療の崩壊を避ける一案として大いに共感できるものでした。
                    配布資料:厚生労働省のホームページへリンク
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 そして、病院に帰ると隔月刊誌「看護部長通信」2010.10・11月号が届いていました。まさに、特定看護師NP論です!
特集2 医療を変える! 看護が変わる!
「特定看護師」の現在、「ナースプラクティショナー」の未来
動き出した特定看護師、そして日本版ナースプラクティショナー
~看護を根本から変える変革の流れを読み切る!

 国際医療福祉総合研究所 所長 武藤正樹
増大し続ける慢性疾患領域に果たすナースプラクティショナーの役割とその育成の実際
 国際医療福祉大学大学院 講師 新野峰子
『特定看護師』『ナースプラクティショナー』の議論をこう見る
 社会医療法人財団董仙会 理事長 神野正博
アメリカにおけるナースプラクティショナーが果たしている役割と日本における可能性
 Torrance Memorial Medical Center, Wound & Ostomy Care Unit RN 
                                   Jerden 鈴木麻希
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                   (↑私の論文です。クリックすると拡大します)
by dr-kanno | 2010-10-20 18:10 | 医療・介護制度のこと | Comments(0)



石川県七尾市の社会医療法人財団董仙会・恵寿総合病院(www.keiju.co.jp)理事長 神野正博のブログです。法人・病院の取り組みを紹介するとともに、地域医療や日本の医療への思いを綴ります。
カテゴリ
公職一覧
・社会福祉法人徳充会理事長
・公益社団法人全日本病院協会副会長
・一般社団法人日本社会医療法人協議会副会長
・一般社団法人日本専門医機構理事
・一般社団法人七尾市医師会監事
・七尾商工会議所副会頭
・石川県病院協会副会長
・特定非営利活動法人VHJ機構理事・VHJ研究会監事
・サービス産業生産性協議会(SPRING)幹事
・公益財団法人日本医療機能評価機構評議員、事業推進委員
・一般社団法人日本医療経営実践協会理事
・一般社団法人日本ホスピタルアライアンス理事

(委員)
【厚生労働省】医道審議会医師分科会医師臨床研修部会委員、医道審議会医師分科会医師国家試験改善検討部会委員、医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師特定行為・研修部会委員、医師臨床研修制度到達目標・評価の在り方に関するWG委員、(中医協)診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会委員、医療従事者の需給に関する検討会医師分科会委員、がん診療提供体制のあり方に関する検討会委員、認知症の人の行動・心理症状や身体合併症対応など循環型の医療介護等の提供のあり方に関する研究会委員
【内閣官房】日本版CCRC構想有識者会議委員
【石川県】石川県医療審議会委員 、医療計画推進委員会地域医療ビジョン策定部会委員、医商工連携促進協議会会員
【日本専門医機構】総合診療専門医に関する委員会委員
【四病協】総合部会員、医療安全対策委員会委員長、医療制度委員会委員
【日病協】診療報酬実務者委員会委員
【全日本病院協会】病院のあり方委員会、病院機能評価委員会、学術委員会、医療の質向上委員会、救急・防災委員会担当副会長
【日本病院会】インターネット委員会委員、災害医療対策委員会副委員長
【日本医師会】病院委員会委員
【石川県医師会】代議員、財政検討委員会委員、選挙制度検討委員会委員
【医師臨床研修マッチング協議会】運営委員
【医学書院】月刊「病院」編集主幹

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