年度末です。そして東京では冷たい雨が降っていました。雨の中、ちょっと綻んだ桜の下を卒業式帰りの着物と袴姿の学生さんを見受けました。3月は
別れの季節でもあります。
今日は一番町の
日本病院会で
四病院団体協議会 平成21年度 第12回総合部会
に出席です。
四病協がまとめた
「外国人看護師受け入れに関する問題点」「医療施設耐震改修に対する国庫補助』「患者負担金の未収金に関する調査」などに関する提出、記者会見報告や3月にまとめられた
「チーム医療の推進に関する検討委員会報告」、さらに日病協として平成22年度診療報酬改定要望結果などの報告がありました。
とくに、
「チーム医療の推進に関する検討委員会報告」では、
チーム医療の場は病院そのものであるにもかかわらず、その検討委員に病院代表が少ないことが懸念され、またこの報告が看護師問題に終始したことに対して、広く
多職種における権限の明確化が最初にあるべきであると指摘されました。また、
診療報酬改定にあたって要望したこと項目ごとにその評価もされ、
全体として点数をつければ50点、政府によって決められた金額の配分論では80点の評価あたりのようです。
最後に、今日の四病協を最後に退任する
日本病院会の山本修三会長(写真左)、
日本精神科病院協議会の鮫島 健会長(写真右)の挨拶がありました。
またその後、18時からは本郷の
医学書院で
月刊『病院』編集会議
でした。10月号、11月号の特集の執筆者の選定、投稿論文の査読結果、12月、1月号の特集のテーマの検討などでした。そして、先月の
大道 久氏に続き、
22年間編集委員を務めた河北博文氏が退任されました。
皆さんに大変お世話になりました。