4月1日です。年度が新しくなりました。人智を超えた東日本大震災を受けて大変な年度となりそうです。七尾は深い
霧の朝でした。しかし、時間がたつにつれて霧は晴れ青空が広がります。この年度の初めは霧ですが、
青空の日本を作らなくてはなりません。
今日は忙しい1日でした。まずは、8:30から
恵寿総合病院別館研修センターにて、
平成23年度 董仙会新任式と辞令交付式
です。初めに私から、
震災復興のための日本総力戦の一員たれ、地域振興のための地域総力戦の一員たれ、そして患者さんを中心としてチーム医療を進める恵寿総力戦の一員たれと餞の言葉です。
10名の医師、7名の研修医、36名の看護師等のメディカルスタッフの新任職員には辞令交付の後、一人ひとりから抱負を語っていただきました。
さらに、場所を移動して9:30から、
青山彩光苑にて
平成23年度 徳充会新任式と辞令交付式
です。ここでも、新人を迎え、さらに昇進者への辞令交付でした。
今日はこれで終わりません。
能登空港から日帰りで上京です。この路線は、
福島から茨城の上空を通過して東京羽田空港に向かいます。思わず、窓の外に
合掌。
そして、
東京水道橋です。もう
桜が咲きはじめています。
場所によっては
満開の桜もあります。桜の花の中には、
鶯でしょうか野鳥です。春を待ち焦がれていたのは私たちだけではありません。
15:30から
全日本病院協会正副会長会議
で、今後の会務や四病院団体協議会や日本医師会への対応方針を確認します。
それに続いて、協会の
災害対策本部に場所を移します。
東北の病院の被害状況や人ものに関しての援助要請、石巻や相馬に派遣しているチームの状況、国際医療支援団体ピープルズ・ホープ・ジャパンPHJ(認定NPO法人・第1号)からの義援金や外国人医師の受入れ、厚生労働省や民主党から依頼されている慢性期患者さんのトリアージ案などを検討でした。そして今夜
岩手~宮城の病院へ支援物資を届けるために出発する
猪口正孝・総務委員長へ激励でした。気をつけて。
ピープルズ・ホープ・ジャパンPHJのホームページへ