今日から、
七尾看護専門学校で今月入学したばかりの
1年生41人に対して、
総合医療論
の講義がはじまりました。ほかの職業に就いていた社会人とほとんどが高校を卒業したばかりの学生たちです。
医療に就く楽しさと難しさ、心構えから、生命倫理についてお話をしました。わかりやすくするために、不妊治療や安楽死、尊厳死をストリー仕立てで事例を挙げ、学生参加型で授業を進めました。
そして、夕方はまたまた上京です。七尾はまだ開花していませんが、東京の桜は散り始めています。
水道橋付近の神田川の水面はピンク色です。
まずは、
全日本病院協会で、
内閣官房のインフルエンザ対策室の担当官から、3月衆議院を通過し、現在参議院で審議が行われている
新型インフルエンザ等対策特別措置法案
と、
衆議院内閣員会による附帯決議についての説明を聞きます。強制力を持ち、国民保護法に近い法案ということで、私たち病院の位置付けについては慎重に確認します。私たちが主張してきた、
国の要請に対する見返りとしての損害補償についても明記されています。
その後、春日通り、
真砂坂上に移動です。本郷三丁目方向正面には
スカイツリーが見えます。18時から
医学書院で
月刊『病院』編集委員会
に出席です。10,11月号の特集案を議論しました。特に10月号では、いつもと違う視点で病院を見ることで
チーム医療が見えてくるかもしれない内容です。