横浜は20℃前半と、ずいぶん涼しくなってきました。今日も
パシフィコ横浜を会場に
第54回全日本病院学会 in 神奈川 2日目
です。午前は出番です。満員の会場で、
全日本病院協会・病院のあり方委員会企画
2025年の医療体制~病院を続けられますか~
に登壇です、この委員会メンバーが15分づつ講演したあと、ディスカッションです。
私は、
少子高齢化、過疎化と医療提供体制・医療情報のあり方を考える
~地方の急性期を主体とした医療福祉複合体の立場より~
と題して講演し、
病院の機能区分を看護配置に代えて新たな指標を用いて病棟別に設定し、病院内でも機能分化をしていく必要性を語り、加えて限られた資源を地域で分かち合うための情報の共有化を言及しました。
また、ディスカッションでは、
全日病が提唱してきた「地域一般病床」のあり方と方向性、経営の質の評価、病院の公益性から居住系介護施設のあり方まで話し合い、たっぷり3時間のプログラムとなりました。
招待講演 ドイツと日本の医療事情~医療システムの相違と癌医療
堂元又巌・ハンブルグ大学外科内視鏡顧問
では、同じ敗戦国ドイツでの
コントロールされ、効率的な医療システムに学ぶところがものの、労働条件の改善が却って収入減を生み、ドイツ人医師の国外流出を招いている現実も指摘します。
また、各
一般演題の会場も多くの聴衆で盛り上がりを見せていました。
そして、すべてのプログラムが終了し、16:00から
閉会式です。
神奈川県支部長の赤枝学会長から、来年度学会を開催する
中村康彦・埼玉県支部長へ大会旗を引き継ぎます。
神奈川県支部のの皆様、お世話になりました。ありがとうございました。