機窓から、傾いた陽を眺めながらの東京でした。17:00から有楽町の
東京国際フォーラムを会場に
日本専門医機構組織委員会
第3回総合診療専門医に関する委員会
に出席です。今回は、
諸外国の事例を概観します。
イギリスのGPについては、
上田クリニックの斉藤康洋氏、
米国の家庭医については
医療福祉生協家庭医療学開発センターの藤沼康樹氏より、その認定やカリキュラムについて詳細に説明があり、委員から日本でこれから作っていく制度を念頭に置きながら、質疑を重ねました。
特に、
研修プログラムの行動部分において、イギリスでは
ウィリアム・オスラーの
医学はサイエンスに基礎をおくアートである
の、アートの部分をより前向き(形成的)に評価する
ePortofolioを採用している点が特徴のようです。
また、米国の家庭医の研修では、
Identity Crisisを起こさない研修の工夫も紹介されます。
鍵は、
臓器別専門医のキャリアパスの過程でのGPや家庭医とその逆ですが、両国ともにかなり高いハードルであることが示されます。

さらに、今日は、大手町の
JAビルに移動します。18:30から
平成25~26年度地域医療連携の普及に向けた健康情報活用基盤実証事業
第1回運営委員会
に参加です。本事業は、昨年まで
石川県医師会が事業総括となって行われてきた能登北部医療圏における厚生労働省補助事業であるシームレスな健康情報活用実証事業と
当院が事業総括として能登中部医療圏における経済産業省補助事業であるPersonal Health Record(どこでもMy病院)を利用した地域ヘルスケア構築事業の両事業の資産を利用して、
厚生労働省補助事業として両医療圏をまたがる健康情報の活用を目指すものです。
私からは、石川県において今年度構築され400以上の医療機関が参加する
いしかわ診療情報共有ネットワーク整備事業で構築されるシステムと重なることなく、
疾病管理や地域包括ケアにおける介護連携を中心にすべきこと、さらには
この事業の持続可能性のためのビジネスモデルの模索の必要性を訴えました。