今日もまだ暗く未明からの雪がうっすらと積もる七尾を出発します。富士山を眺めながら、東京・水道橋の
全日本病院協会でした。
10:00からの
雑誌編集委員会を皮切りに、
学術委員会、利益相反員会、理事会(写真右)
、病院のあり方委員会と続きました。
最後は16:30からの
平成25年度 第16回 地域防災緊急医療ネットワーク・フォーラム
頻発・激甚化する気象災害を考える
プログラムのページへリンク(PDF)
に担当副会長として参加します。おなじみの
ウェザーマップ代表取締役 森田正光氏は特に
竜巻のメカニズムを解説しながら、異常気象は過去の3倍に増加していることを示します。
また、
伊豆大島の台風26号被害や
つくば市における竜巻被害の経験が発表されます。特に大島のケースは、津波は海ばかりではなく山からも来ることが示されます。いづれのケースでも
情報の一本化と適切な判断の重要性が提言されます。
最後に、本会を企画いただいている救急医学の重鎮、
日本私立学校振興・共済事業団 東京臨海病院 山本 保博院長(日本医科大学名誉教授)の
総括です。増えつつある複雑化災害、複合災害を解説した後、これからのコミュニティーに必要な要素として、防災、減災に加えて
復元性をあげ、そのためには多職種による協働が必要であることが示されました。