今日は、新大阪で当院が1997年に導入し、その後導入病院が400にも及ぶ
ソフトウェア・サービスユーザー会です。私が
同じシステムを使う病院の情報交換会として、この会の開設を提案してから、ちょうど
10回目となります。
午前は、
システム管理者部会と
看護部会に分かれて討議です。今回私は、ソフトウェア・サービス新社屋で開催されたシステム管理者部会に出席します。約280名のシステム管理者が集います。
電子カルテで収集されたデータの活用や地域医療データ分析、広島で同社が行った全県をカバーする地域医療情報ネットワークなどが発表されます。
午後には、会場を
大阪ガーデンパレスに移し、約500人が集う
第10回 SSユーザー会事例研究会
の開幕です。
今回のテーマは「病院機能アップのための情報活用、マルチデバイスの活用」です。
代表世話人の中頭病院の玉那覇・常務理事の挨拶に続き、
ユーザー会代表として
私が挨拶させていただきました。オーダリングシステムができた20年前に、ITは電算室から医療の現場に降りてきました。その後は医療の進歩以上にITの進歩も目を見張り、DWH、WiFi、クラウド、マルチデバイス、3Dプリンターなどイノベーションが進みました。イノベーションを積極的に取り込むことで私たちの仕事の質も効率性も向上するに違いありません。
今回は、当院の
情報管理課の小澤課長も
病院新築、新版導入にあたって仮想化を実施して
というタイトルで発表です。
また、私が座長で、
特別講演として、
最新医療ICTと3Dプリンティング:ウェアラブル,ジェスチャー,タブレット,バイオテクスチャー
神戸大学消化器内科 杉本真樹・特命講師
です。最新のIT技術に会場一同、一杯のWao!です。
より安全に、より分かりやすく、可視化から可触化へと、そして個別化、直観的になるイノベーションの数々に刺激されます。