昨日未明より
暴風雨が降る七尾でした。さらに、時々打ち付ける
霰の音に驚きます。
恵寿総合病院の本館がオープンして丸1年が経ちました。こんな天候の中でこそ、
2本の上空連絡通路を有難く思います。そして、
12月1日からは全入院患者さん向けにKeiju-WiFiを開通させました。病棟の掲示板にはSSIDとパスワードを掲示です。
お昼には、
筒井孝子・兵庫県立大学大学院経営研究科教授がお越しです。病院のシステム、地域包括ケアシステムへの考え方を紹介した後、院内をご案内しました。
19時からは、
七尾美術館アートホールを会場に、当院が主催する
能登地域医療研究会 第12回学術講演会
地域包括ケアシステム構築のための医療機関のマネジメント戦略
でお話しいただきました。能登一円から
180人の参加です。地域包括ケアの必然を日本の社会、財政、経済の面から説きます。
地域をcommunity-based careとintegrated careの2つの視点から同時にデザインする必要を語り、
連携( linkage )~調整( co-ordination )~完全統合( full-integration )と深めていくための場の設定や人の役割についてお話しいただきました。
さらに今朝からは、共同研究者や事務局も入り、
【厚労省老健局補助事業】「ケアマネジメントの質の評価及びケアマネジメントへの高齢者の積極的な参画に関する調査研究事業」
についてのヒアリング調査です。病院では、看護、MSW、ケアマネージャーなどが入り、
前方連携~病院内~後方連携におけるそれぞれの介入のタイミングと役割、そして情報共有化に欠かせない電子カルテシステム、共通アセスメントなどについてヒアリングです。
小規模多機能施設であるけ
いじゅ一本杉を見学していただいた後、
老人保健施設和光苑で、
スマホやタブレットを使った申し送り記録とテキストマイニングについてや
共通アセスメントの施設側における活用などについても報告します。