今日の七尾は
晴天ですが、
強い西風が吹きます。しかしながら、懐の深い
七尾湾には波が立ちません。穏やかな海です。
午後には、最近は私にとって通勤快速化している
特急能登かがり火、北陸新幹線を乗りついて
国会議事堂前です。
今回は、18:00から
中央合同庁舎4号館を会場に、内閣官房が所管し、
石破地方創生大臣の直轄の
第4回 日本版CCRC構想有識者会議
に委員として出席します。もともと4回で取りまとめ予定でしたが、議論が進み取りまとめまでにあと2回の会議を急ぎます。
まず、大臣から『どの層のどのような人の心の琴線にひびくサービスかを明確にして進めて欲しい。』という諮問をいただき、これまでの議論からこの
日本版CCRCの意義を
1.高齢者の希望の実現
2.地方へのひとの流れの推進
3.東京圏の高齢化問題への対応
とします。
私からは、
ややもすればリゾート開発となってしまいがちですが、地方の人口減の中での地方創生の手段の一つととらえて、地方が有している公共施設、空家、教育施設、そして医療・介護施設を有効に活用して地域で面展開する日本型であること、また、一定期間の「おためし居住」に税制面からも支援することなどを提言しました。
また、この構想を進める地域での司令塔の必要性、高齢者の多様性に合わせたCCRCの多様性、ヒト・モノ・カネ・ジョウホウ・シクミの確立なども提言されます。さらに、ヘルスケアリートの話題や米国CCRCの実態分析も出ます。次回には、実際のターゲットとなる層を具体的にあげ、そのニーズを探ることになります。