晴天の七尾です。天高く空が秋色です。
昨日9月17日付けの
日本経済新聞1面記事は
なる記事です。日本では昭和大学が附属病院間をつなげるということで導入しているeICUの仕組みへの期待ということです。私は、2011年にシカゴのAdovocate healthcare、ノーフォークのSentara Healthcare、そして今年2018年にメンフィスのBaptist HealthのeICUを見学しました。どの施設も管制塔はベテラン看護師の24時間監視で成り立っています。同時に現場ICUの省力化が図られています。すなわち、eICUの仕組みによって、医療の質向上もさることながら、現場の負担軽減、人員削減などがなされているのです。一方、日本のICUは医師や看護師の配置など人員基準によって診療報酬が決められています。また、昭和大学のeICUシステムは数億円のフィリップス社製です。
人員基準を変えないまま、数億円のシステムの導入は、ありえないと思われます。
一方、同じ
日本経済新聞の本日9月18日付け朝刊には
firstcall社とMedPeer社による
オンライン産業医(リンク)の全面広告です。保険内の遠隔診療は、この4月から解禁されましたが、3か月に1回以上対面診療が必要ということで、使い勝手の悪いものです。しかし、産業保健ということになると
健康保険の枠の外となります。加えて、ストレスチェックなどもITシステム化されているようです。
オンライン診療の新しい風かもしれません。
*本システムと私とは関係ありません。このブログ記事はあくまでも情報で特別に推奨するものでもありません。