やや肌寒い曇り空の
福岡から空に上がります。
九州山地の紅葉が見えるころには、降下開始し、
青い海と青い空の宮崎空港に降り立ちます。
ヤシの木の道を通り、
フェニックス・シーガイア・リゾート、シーガイアコンベンションセンターに向かいます。大きな窓の外は
松の並木と青い太平洋です。
まずは、12時から
VHJ機構理事会/VHJ研究会総会に臨み、会員間で情報交換です。
その後、14:15から
VHJ研究会第29回職員交流会 in Miyazaki
として2日間にわたる濃厚なプログラムの開始です。当院からも経営戦略、看護管理、地域連携、リハビリテーションなどの部門に職員が駆け付けます。冒頭、麻生 泰会長の挨拶、その後主管する藤元メディカルシステムの藤元勇一郎理事長から宮崎の神々の歴史と法人の概要を説明いただきます。
初日は、基調講演です。 基調講演1 IoT+AIで社会はどう変わるか
東京大学名誉教授、INIAD(東洋大学情報連携学部) 坂村 健 学部長
IoTの実現に寄与したあのTRONを生み出しだ坂村先生です。IoTを「モノをインターネットにつなぐ」ではなく「インターネットのようにモノをつなぐ」とし、カギは誰でも何でも使えるオープンなネットワークとします。そして、IoTで取集した多量のデータをAIを使って利用する重要性を語ります。そして、個人のすべてのデータをクラウドに格納するPDS( Personal Data Store )という考え方に共鳴します。
基調講演2 わが国の医療介護の未来を拓く経営人材養成の在り方を考える 県立広島大学専門職大学院経営管理研究科 西田在賢教授
「未来はデザインできない。デザインできるのは未来のシステムである」とし、医療改革のために制度政策と事業経営の双方を知る人材の必要性を語ります。