金沢大学医学部の同窓会誌・十全同窓会法 No.171(2019/1)が届きます。私も、金沢大学大学院医学研究科卒ということで会員です。同窓生の消息コーナーに
国際病院連盟大賞特別賞を受賞してを寄稿です。
Integrationの方向性が世界に認められたことを報告です。
しかし、Integrationではなく
連携を重視する日本の地域包括ケアシステム。今日は、
志賀町地域交流センターを会場に、県が主催する
平成30年度 第2回 能登中部・能登北部医療圏保健医療計画推進協議会
に社会医療法人理事長として出席です。まさに、第1部は地域包括ケアシステムの推進に向けた取り組みの事例報告と意見交換です。いかに地域包括ケアシステムを唱えても、在宅医療の担う医師の減少、また一人暮らし世帯の増加の中で民生委員からは個人情報保護法で情報共有できないなどの悩みが披露されますが、その解決策の議論に乏しい会となります。
第2部は地域医療構想の推進に関してということで、両医療圏における病床転換や廃止計画が示されます。ここでも、
能登中部、能登北部における訪問診療実施件数の著しい減少が示されます。訪問される方も、する方も人口減少の波が来ているように思います。
そして、19時からは金沢駅前の
ホテル金沢を会場に、
全日本病院協会石川県支部、日本医療法人協会北陸支部、石川県慢性期医療協会の3団体が共催する
新春研修会です。
医療機関の消費税問題
〜10%引き上げへの対応〜 社会医療法人大雄会理事長、四病院団体協議会医業経営・税制委員会委員長 伊藤伸一先生
の講演です。これまでの控除対象外消費税に関する議論をなぞりながら、今秋の10%増税の内容を説明です。それ以上に来年春の診療報酬改定、その後の増税に危機感を募り、
病院団体が一致した課税への運動を改めて主張します。