昨晩、当院では
クニティカルパス大会が開催され、活発な議論が交わされました。
テーマ:手術部位感染と抗菌薬適正使用について
パス委員長・泌尿器科(川村先生)、検査課、薬剤課、消化器科(大場先生)、形成外科(金沢先生)が発表
特別講演:「バリアンス分析について」
福井総合病院 勝尾信一先生(整形外科)
ところが私はというと、、、パス大会開催決定前からのお約束があり、福井からいらした講師と入れ替えに(!?)、福井商工会議所国際ホールへ伺いました。
19時から
福井DPCセミナー・シリーズ3の特別講演の講師です。
福井でも主要な病院がDPC調査協力病院となっており、来年4月に向けて多くの実務者が聴講にいらしていました。
私の前に、田辺三菱製薬(旧・三菱ウェルファーマ)で全国にDPCを伝道している
土井勝弘さんによる「DPCの最近の話題」、福井済生会病院医事課の
酒井光博さん(写真)による「福井済生会病院におけるDPC導入プロセスと展開について」と題した詳細なノウハウの紹介でした。
そして、私は福井済生会病院の笠原善郎外科部長の座長の下で「
恵寿総合病院におけるDPC導入の意義」と題して約1時間お話させていただきました。
特に急性期を中心とした
DPC病床の有効活用には、DPC対象外となる亜急性期病床、回復期リハビリテーション病床、障害者病床や療養型病床、介護施設、在宅医療機関との強い連携が不可欠であることを転棟・転院のタイミングや連携のあり方を示しながらお話させていただきました。
福井には2時間半の滞在であわただしく地元に帰ってきました。福井の皆様お世話様でした。
*DPCについては以前のブログ(
DPCとは、
名古屋セミナー)をご参照ください。