本来ならば、毎日どんよりとした雲が覆い、雪や霙が降るはずのここ能登。今年は暖かい日が続きます。以前はこの季節には見られなかった朝日を拝することができる日が増えたように思います。今日も七尾の古い町屋に上がる朝日、病院前を照らす朝日を眺めながらの出勤です。
週に2回、朝8時から、経営会議幹部会です。特に今朝は私の方から
医師および医療関係職と事務職員等との間等での役割分担の推進について
平成19年12月28日・厚生労働省医政局長発
(原文参照:
全日本病院協会ホームページへリンク)
に関する話題と指示です。医師不足や看護師不足を受けて、事務職などとの
役割分担を明文化したものです。2008年度診療報酬改定で導入される専従クラークの話は別物として、医師以外ができる仕事の指針を初めて示したものだといえるでしょう。
この中で書類の作成では、
1.診断書、診療録(カルテ)、処方箋の作成
2.主治医意見書の作成
3.診察や検査の予約(オーダー)
などで、医師の責任のもとで代行が可能と示されています。
また、看護師が医師に代わってできる業務についても明文化されています。
特に事務職の活躍の場が広がり、それに伴って医師は臨床に専念し、それが患者様サービスの向上や業務の効率化につながるものだと思います。だた、いずれにしても診療のプロセスをきちんと把握できる有能な事務職を育て、しかもその努力に対するインセンティブの提供が重要なこととなると思います。