昨夕遅くに、大阪に移動し、朝から某ホテルの会議室です。
当院が第1号ユーザーとして1994年に生まれてから、物流管理会社(SPD)として、いまや全国展開している
(株)日本ホスピタルサービスがユーザーを集めて毎年実施する
第9回 病院の経営を考える会
に出席です。
午前の部はワークショップということで、小グループ分かれて勉強です。
医療ADRとコンフリクト・マネジメント
~院内メディエーターによる紛争解決モデル~
早稲田大学大学院
和田仁孝教授(右写真の左側)と北里大学の医療安全管理者の
花井氏を囲んで、A(Alternative)、D(Dispute)、R(Resolution)を中心に、院内メディエーターの重要性について講演を頂、少人数で意見交換を行いました。
そして、午後からは講演会です。
1.医療機関におけるICT戦略とマネジメントの調和を求めて
岐阜大学 紀ノ定保臣教授(写真左)
先進のデータ・マイニングの妙を示していただきました。
2.近代日本経済の創始者、そのビジョンと行動~渋沢栄一、松下幸之助らの挑戦
作家 津本 陽氏(写真中)
先の見える渋沢栄一は私ではなく公を貫くベンチャー。信用・アフターサービスの松下幸之助というよりは広告・広報の長けたベンチャーのようです。
3.革新的な病院経営の骨組~病院の建替えと経営改革
東海大学 田中 豊診療部次長(写真右)
ワークフローから持続的改善。Time Savingの思想を語っていただきました。
この会の発足から、企画に関係させてもらっています。ユーザーも約150病院、国公立、大学、公的、民間医療法人と幅広くなりました。物流の改善という共通の価値を共有するユーザー会ならではの質の高い会となったと思います。