今日は午後から
金沢医科大学です。
金沢医科大学アドバンスドコース
という講義の講師でした。今年の新入生を対象に、医学、医療だけではなく様々な分野から講師を呼んで毎週1時間の講義を受けるという企画です。毎年お呼びいただき、これで4回目か5回目になると思います。
私の講義は
これからの医療と地域連携
というタイトルで、日本の医療制度、社会・地域の構成(少子高齢化)から見えてくるあるべき医師像的なお話です。(写真はまだ始まる前です。決して学生は講義中に徘徊しているわけではありません)
「みんな、ナイフで人を刺していいのですか?毒を盛っていいのですか?」
・・・
「もちろん、みんなには許されていません。しかし、私には許されているのです。なぜなら、私は医師国家試験に合格した外科医だからです。メスというナイフで人を切りつけ、薬という毒で血圧を下げたり、眠らせたりすることができるのです。こんなことが許されている職業は他にありません!だから、医学生は、医師になるために倫理観を身につけ、知識を身につけるために、たくさんの勉強が必要なのです。」
・・・どうでしょう。鉄は熱いうちに打てですよね(笑)。