当院1階外来部門の
採血コーナーです。医療安全、誤認防止に加えて業務の効率化のためのラベルプリンターや真空採血管デリバーシステムが並びます。
壁には医療安全のために確認事項やパートナーシップのための患者様へのお願いの掲示があります(写真左)。そして、改めて採血台の上を見ると・・・
全国の病院で使い回しが問題となった
真空採血管ホルダーです(写真右)。すべてのホルダーは封印されています。当院は、
石川県の大規模病院で唯一平成17年の添付文書改定の時点から(バカ)正直に、このホルダーを使い捨てにしていたのです!
問題が表面化してから全国で品薄が続き、7月18日には日本感染症学会、日本化学療法学会、日本環境感染学会、日本臨床微生物学会から
真空採血管ホルダーの取り扱いについて(リンクにて参照可)という緊急通達も出ています。
当院の場合は、すでに2年数ヶ月前から一定量使用中ということで、メーカーから安定供給を受けています。決まりを守るということは、とても大事な
企業の社会的責任CSRですよね。今回のことで、当時きちんと決まりを守った当院の職員達を誇らしく思ったのでした。